インスタント クローン デスクトップのプールにパッチを適用するには、プッシュ イメージ操作を使用して、ダウンタイムなしでローリング パッチ処理を実行できます。
プールの作成に使用したイメージがデフォルトのイメージになります。デフォルトでは、すべてのパッチ適用操作でこのイメージが使用され、プール内のすべてのマシンが更新されます。
オプションでセカンダリ イメージを公開することもできます。このイメージを使用すると、残りのマシンを変更せずにプール内のマシンのサブセットを更新できます。詳細については、Linux 仮想マシンの選択的なパッチ適用を参照してください。
デフォルト イメージを使用している場合、パッチ適用プロセスのワークフローは次のようになります。
- 更新されたオペレーティング システム イメージまたはアプリケーションに基づいて、新しいゴールド イメージとスナップショットを準備します。
- 更新されたゴールド イメージとスナップショットを使用して、イメージのプッシュ操作をスケジューリングします。プッシュ イメージ操作が開始すると、VMware Horizon 8 は未使用の古いインスタント クローン デスクトップを削除し、新しいイメージに基づいて迅速に新しいインスタント クローンを作成します。新しいクローンでは、ユーザーがログインする準備ができています。
- 現在使用中のインスタント クローン デスクトップはそのまま残ります。ユーザーがログアウトすると、Horizon 8 は古いインスタント クローンを削除し、更新されたイメージに基づいて新しいインスタント クローンを再作成します。新しいインスタント クローンは、ユーザーが次回ログインするときに使用できます。
- すべてのユーザーがログアウトすると、Horizon 8 がプール全体にパッチを適用します。
手順
結果
この操作をスケジューリングすると、新しいイメージがすぐに公開されます。プールの更新は、[[イメージ プッシュをスケジュール]] ウィザードで指定した時間から開始されます。