VMware Horizon コンポーネントは、メッセージの交換に複数の異なるプロトコルを使用しています。

次の表に、各プロトコルで使用されるデフォルト ポートを示します。ポート番号を変更可能です。たとえば、組織のポリシーに準拠するようにポート番号を変更したり、競合を回避するために変更が必要になることがあります。

表 1. デフォルト ポート
プロトコル ポート
JMS TCP ポート 4001

TCP ポート 4002

HTTP TCP ポート 80
HTTPS TCP ポート 443
MMR/CDR TCP ポート 9427

このポートは、次の機能で使用されます。

  • Windows マルチメディア リダイレクト
  • クライアント ドライブのリダイレクト
  • Microsoft Teams の最適化
  • HTML マルチメディア リダイレクト
  • VMware プリンタ リダイレクト
  • USB リダイレクト
RDP TCP ポート 3389
注: コネクション ブローカー インスタンスが直接クライアント接続用に構成されている場合、それらのプロトコルはクライアントからリモート デスクトップに直接接続され、Horizon Secure Gateway Server コンポーネントを介してトンネリングされません。
SOAP TCP ポート 80 または 443
PCoIP

TCP ポート 4172

UDP ポート 4172、50002、55000

USB リダイレクト TCP ポート 32111。このポートはタイム ゾーンの同期にも使用されます。
VMware Blast Extreme

TCP ポート 8443、22443

UDP ポート 443、8443、22443

HTML Access TCP ポート 8443、22443

コネクション ブローカー間通信に使用される TCP ポート

グループ内のコネクション ブローカー インスタンスは、互いに通信するために追加の TCP ポートを使用します。たとえば、コネクション ブローカー インスタンスは、JMS のルーター間 (JMSIR) トラフィックを互いに送信するためにポート 4100 または 4101 を使用します。通常、ファイアウォールはグループ内のコネクション ブローカー インスタンス間では使用されません。