Horizon 8 Console への接続を除いて、HTTP 経由での接続は HTTPS にサイレントでリダイレクトされます。HTTP リダイレクトは、最近の Horizon 8 クライアントでは HTTPS がデフォルトになっているので不要ですが、たとえば、Horizon Client のダウンロードなど、Web ブラウザでユーザーが接続する場合に役立ちます。

HTTP リダイレクトの問題は、セキュアでないプロトコルにあります。ユーザーがアドレス バーに https:// を入力する習慣がない場合、期待するページが正しく表示されている場合であっても、攻撃者は Web ブラウザに危害を加えたり、マルウェアをインストールしたり、証明書を盗むことができます。

注: 外部接続用の HTTP リダイレクトは、外部ファイアウォールがインバウンド トラフィックを TCP ポート 80 に許可するように構成されている場合に限って実行できます。

コンソールへの HTTP 経由での接続はリダイレクトされません。代わりに、エラー メッセージが返され、HTTPS を使用する必要があることが示されます。

すべての HTTP 接続の試行のリダイレクトを防ぐには、『Horizon 8 インストールとアップグレード』ドキュメントの「Connection Server へのクライアント接続で HTTP リダイレクトを防止」を参照してください。

Connection Server インスタンスのポート 80 への接続は、TLS クライアント接続を中間デバイスにオフロードする場合も実行できます。『Horizon 8 の管理』ドキュメントの「TLS 接続を中間サーバにオフロードする」を参照してください。

TLS ポート番号が変更されたときに HTTP リダイレクトを許可するには、『Horizon 8 インストールとアップグレード』ドキュメントの「Connection Server への HTTP リダイレクト用のポート番号を変更」を参照してください。