セキュリティ上の理由から、Horizon Client がデーモンやプロセスをインストールするかどうかを確認しておく必要があります。

表 1. Horizon Client タイプ別のサービス、プロセス、デーモン
Horizon Client のタイプ サービス、プロセス、またはデーモン
Linux クライアント
  • vmware-usbarbitrator。クライアントに接続されているさまざまな USB デバイスを列挙し、クライアントに接続するデバイスとリモート デスクトップに接続するデバイスを決定します。
  • vmware-view-used。USB リダイレクト機能のサービスを提供します。
注: インストール時に [インストール後にサービスを登録して起動する] チェック ボックスをクリックすると、これらのデーモンが自動的に開始されます。これらのプロセスはルートとして動作します。
Mac クライアント なし
iOS クライアント なし
Android クライアント なし。Horizon Client は、1 つの Android プロセスで実行されます。
Linux デスクトップ
  • StandaloneAgent。root 権限で実行され、Linux システムの起動時に開始します。StandaloneAgent は Connection Server と通信を行い、リモート デスクトップ セッションを管理します。セッションの設定、終了、Connection Server のブローカーに対するリモート デスクトップのステータスの更新を行います。
  • StandaloneAgent が Connection Server から StartSession 要求を受信すると、VMwareBlastServer を開始します。 VMwareBlastServer デーモンは vmwblast 権限で実行されます。vmwblast は、Linux エージェントのインストール時に作成されるシステム アカウントです。StandaloneAgent との通信には内部の MKSControl チャネルを使用し、Horizon Client との通信には VMware Blast 表示プロトコルを使用します。