vdmadmin コマンドと -I オプションを使用して、VMware Horizon イベント メッセージを Syslog 形式でイベント ログ ファイルに記録できます。サードパーティ製分析製品の多くでは、分析操作のために入力としてフラット ファイル Syslog データが必要です。

構文

vdmadmin -I -eventSyslog -disable
vdmadmin -I -eventSyslog -enable -localOnly
vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path path
vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path path 
 -user DomainName\username -password password  

使用上の注意

このコマンドを使用して、VMware Horizon イベント ログ メッセージを Syslog 形式で生成できます。Syslog ファイルで、VMware Horizon イベント ログ メッセージはキーと値のペアでフォーマットされるため、ログ データに分析ソフトウェアからアクセスできます。

vdmadmin コマンドと -I オプションを使用して、使用可能なレポートおよびビューを一覧にして、指定したレポートの内容を表示することもできます。‑I オプションを使用した VMware Horizon の動作レポートの一覧表示および結果表示を参照してください。

オプション

eventSyslog オプションは無効または有効にできます。Syslog 出力はローカル システムのみまたは別の場所にダイレクトできます。Horizon インストールとアップグレードの「Syslog サーバのイベント ログを構成する」を参照してください。

表 1. Syslog 形式で VMware Horizon イベント ログ メッセージを生成するためのオプション
オプション 説明
-disable Syslog ログを無効にします。
-e|-enable Syslog ログを有効にします。
-eventSyslog VMware Horizon イベントが Syslog 形式で生成されるように指定します。
-localOnly Syslog 出力をローカル システムのみに保存します。-localOnly オプションを使用した場合、Syslog 出力のデフォルトの宛先は %PROGRAMDATA%\VMware\VDM\events\ です。
-password password Syslog 出力の指定された宛先パスへのアクセスを認証するユーザーのパスワードを指定します。
-path Syslog 出力の宛先 UNC パスを決定します。
-u|-user DomainName\username Syslog 出力の宛先パスにアクセスできるドメインとユーザー名を指定します。

Syslog 形式での VMware Horizon イベントの生成を無効にします。

vdmadmin -I -eventSyslog -disable

VMware Horizon イベントの Syslog 出力をローカル システムのみにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -localOnly

VMware Horizon イベントの Syslog 出力を指定されたパスにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path path

VMware Horizon イベントの Syslog 出力を、認証されたドメイン ユーザーによるアクセスを必要とする指定されたパスにダイレクトします。

vdmadmin -I -eventSyslog -enable -path \\logserver\share\ViewEvents -user mydomain\myuser 
 -password mypassword