VMware Horizon は、仮想デスクトップとアプリケーションをオンプレミス、クラウドホスト環境、その両方を組み合わせたハイブリッド環境に展開できる柔軟性を備えています。
仮想デスクトップとアプリケーションが実行されている場所に関係なく、必要に応じて VMware Horizon インスタンスを Horizon 制御プレーンに接続し、次のサービスや機能にアクセスできます。
- Horizon Cloud 管理者コンソールでは、オンプレミス環境とマルチクラウド環境を一元管理し、テナントでクラウドに接続された一連のポッドを操作できます。
注: 複数の場所のポッドの場合、Horizon は Connection Server 展開タイプをポッド タイプとして割り当て、Connection Server の場所をポッドの場所として割り当てます。
- Horizon Universal Broker は、マルチクラウド割り当てからの仮想リソースを管理し、エンド ユーザーに割り当てるために使用されるクラウドベースの仲介テクノロジーです。
- Cloud Monitoring Service (CMS) は、Horizon 制御プレーンで提供される中心的なサービスの 1 つです。CMS を使用すると、個々のポッドが存在する環境に関係なく、クラウド接続されたポッドの個別および全体のキャパシティ、使用状況、健全性を監視できます。
- Horizon Image Management Service は、クラウド接続された Horizon 8 ポッド全体で、デスクトップ プールやファームなどのデスクトップ割り当てによって使用されるシステム イメージの管理を簡素化および自動化するクラウドベースのサービスです。
Horizon 制御プレーンは、サブスクリプション ライセンスで有効になります。また、Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスを使用して、VMware Horizon 環境と Horizon 制御プレーンを接続する必要があります。サブスクリプション ライセンスの詳細については、『Horizon インストールとアップグレード』の「サブスクリプション ライセンスでの VMware Horizon の有効化と Horizon 制御プレーン サービス」を参照してください。
『Horizon の概要と展開計画』ドキュメントには、VMware Horizon を展開するための概要と要件について記載されています。Horizon 制御プレーンの詳細については、Horizon Cloud Service ドキュメントのHorizon Cloud についてを参照してください。