ロード バランシング スクリプトを作成すると、ロード バランシングに使用する任意の複数セッション ホスト メトリックに基づいて負荷値を生成できます。

カスタム ロード バランシング スクリプトのガイドライン

ファーム内所定ホストの目的のファイルにロード バランシング スクリプトをコピーします。ファイル パスを定義するには、/etc/vmware/viewagent-custom.conf 構成ファイルで [LBCustomScript] オプションを構成します。

ロード バランシング スクリプトにより、ホスト マシン上の目的のファイルにロード インデックスを書き込む必要があります。ファイル パスを定義するには、/etc/vmware/viewagent-custom.conf 構成ファイルで [LBCustomScriptResult] オプションを構成します。ロード インデックスは 0 ~ 100 にする必要があります。

ロード バランシングのシナリオ

以降のシナリオでは、カスタム スクリプトによって発生する可能性のあるロード バランシングの影響について説明します。

  • ファーム内の少なくとも 1 台のホストが有効な負荷値を返した場合、Horizon Connection Server は、ファーム内の他のホストのロード バランシング スクリプトが有効な値を返すまで、それらのホストの負荷値として 25 を想定します。
  • ファーム内のどのホストも有効な負荷値を返さない場合、ファームのロード バランシング機能は無効になります。
    注: ロード インデックスをレポートしないホストは、 Horizon Console ダッシュボードで -1 と表示されます。 Horizon Connection Server は、内部のロード バランシング ロジックで 25 のみを使用します。
  • ロード バランシング スクリプトが、etc/vmware/viewagent-custom.conf[LBCustomScriptResult] オプションに定義されているファイルに無効な負荷値を書き込むと、値の上限である 100 がロード インデックスとして Horizon Connection Server に返されます。
  • スクリプトが、負荷値の書き込み先のファイルを検出できない場合、デフォルト値の 0 がロード インデックスとして Horizon Connection Server に送信されます。
  • カスタム スクリプトが 10 秒以内に処理を完了しないと、VMware Horizon 8 はスクリプトを終了します。Horizon 8 は、[/etc/vmware/viewagent-custom.conf]LBCustomScriptResult で定義されたファイルの古い値をロード インデックスとして使用します。