特定のユーザーの有効なホーム サイトを特定するには --resolveUserHomeSite オプションを指定して lmvutil コマンドを実行します。ホーム サイトは、ユーザーとグループ、およびグローバル資格に割り当てることができるため、ユーザーに複数のホーム サイトを構成することができます。

構文

lmvutil --resolveUserHomeSite --entitlementName name --userName domain\username

使用上の注意

このコマンドは、クラウド ポッド アーキテクチャ機能が初期化されていないか、指定したグローバル資格またはユーザーが存在しない場合に、エラー メッセージを返します。

オプション

ユーザーの有効なホーム サイトを一覧表示するときには、これらのオプションを指定する必要があります。

表 1. ユーザーの有効なホーム サイトを一覧表示するためのオプション
オプション 説明
--entitlementName グローバル資格の名前。このオプションでは、ユーザーとグローバル資格の組み合わせに対して有効なホーム サイトを特定できます。グローバル資格は、ユーザーに構成されているホーム サイトごとに異なる可能性があります。
--userName 一覧表示するホーム サイトを持つユーザーの名前。フォーマット domain\username を使用します。

lmvutil --authAs adminEast --authDomain domainEast --authPassword "*" 
--resolveUserHomeSite --userName domainEast\adminEast