Connection Server の初期構成が完了したら、VMware Horizon の構成データの定期的なバックアップをスケジューリングする必要があります。Horizon Console を使用すると、VMware Horizon のデータを保持できます。
VMware Horizon は、LDAP Connection Server の構成データを Horizon LDAP リポジトリに保存します。
Horizon Console を使用してバックアップを実行すると、VMware Horizon は Horizon LDAP 構成データをバックアップします。Horizon LDAP データは暗号化された LDAP データ交換形式(LDIF)でエクスポートされます。Horizon LDAP の詳細については、『Horizon の概要と展開計画』ドキュメントの「Horizon LDAP」を参照してください。
バックアップは複数の方法で実行できます。
- 自動バックアップをスケジューリングするか、Horizon Console の [今すぐバックアップ] 機能を使用して、すぐにバックアップを開始します。VMware Horizon 構成バックアップのスケジュールを参照してください。
- vdmexport ユーティリティを使用して、手動で Horizon LDAP データをエクスポートします。このユーティリティは、Connection Server の各インスタンスで提供されます。
vdmexport ユーティリティは、Horizon LDAP データを暗号化された LDIF データ、プレーン テキスト、パスワードなどの秘密データが削除されたプレーン テキストとしてエクスポートできます。
注: vdmexport ツールは Horizon LDAP データのみをバックアップします。このツールは、Horizon イベント データベース情報をバックアップしません。vdmexport の詳細については、Horizon Connection Server からの構成データのエクスポートを参照してください。
次のガイドラインは、VMware Horizon 構成データのバックアップに適用されます。
- VMware Horizon は任意の Connection Server インスタンスから構成データをエクスポートできます。
- 複製されたグループに複数の Connection Server インスタンスがある場合は、1 つのインスタンスのデータをエクスポートするだけで済みます。複製されたすべてのインスタンスに同じ構成データが含まれています。
- Connection Server の複製されたインスタンスを使用しているからといって、バックアップ メカニズムが機能していると考えないでください。VMware Horizon が Connection Server の複製されたインスタンスのデータの同期を実行するとき、1 つのインスタンスで何らかのデータが失われていると、グループのすべてのメンバーでそのデータが失われる可能性があります。