ログ ファイルは、インストール、表示プロトコル、機能コンポーネントの問題を解決する際に役立ちます。グループ ポリシー設定を使用して、一部のログ ファイルの場所、詳細度、保持期間を構成できます。

ログ ファイルの場所

次の表のファイル名では、YYYY は年、MM は月、DD は日、XXXXXX は番号を表します。

表 1. Windows ログ ファイルの Horizon Client
ログのタイプ ディレクトリ パス ファイル名
インストール手順 C:\ProgramData\Vmware\logs vminst.log_XXXXXX_XXXXXX.txt

vmmsi.log_XXXXXX_XXXXXX.txt

VMware_Horizon_Client_*.log

PCoIP クライアント

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp pcoip_client_YYYY_MM_DD_XXXXXX.txt
注: GPO を使用して、ログ レベルを 0 から 3(最も詳細)で構成できます。View PCoIP クライアントのセッション変数 ADMX テンプレート ファイル pcoip.admx を使用します。この設定は、 [PCoIP イベント ログの詳細度の設定] です。
Horizon Client UI

vmware-view.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\VMware\VDM\Logs vmware-horizon-viewclient-YYYY-MM-DD-XXXXXX.txt
注: GPO を使用してログの場所を構成できます。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。
Horizon Client ログ

vmware-view.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp\vmware-username-XXXXXX vmware-crtbora-XXXXXX.log
メッセージ フレームワーク C:\Users\%username%\AppData\Local\VMware\VDM\Logs log-YYYY-MM-DD-XXXXXX.txt

debug-YYYY-MM-DD-XXXXXX.txt

リモート MKS(マウス、キーボード、画面)ログ

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp\vmware-username

ViewMP-Client-XXXXXX.log

vmware-mks-XXXXXX.log

vmware-rdeSvc-XXXXXX.log

vmware-vvaClient-XXXXXX.log

Tsdr クライアント

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp\vmware-username vmware-ViewTsdr-Client-XXXXXX.log
Tsmmr クライアント

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp\vmware-username vmware-ViewTsmmr-Client-XXXXXX.log
VdpService クライアント

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\Users\%username%\AppData\Local\Temp\vmware-username vmware-vdpServiceClient-XXXXXX.log
WSNM サービス

wsnm.exe プロセスから

C:\ProgramData\VMware\VDM\logs debug-yyyy-mm-dd-XXXXXX.txt
注: GPO を使用してログの場所を構成できます。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。
USB リダイレクト

vmware-remotemks.exe プロセスから

C:\ProgramData\VMware\VDM\logs debug-yyyy-mm-dd-XXXXXX.txt
注: GPO を使用してログの場所を構成できます。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。
シリアル ポート リダイレクト

vmwsprrdpwks.exe プロセスから

C:\ProgramData\VMware\VDM\Logs Serial*.txt

Netlink*.txt

スキャナ リダイレクト

ftscanmgr.exe プロセスから

C:\ProgramData\VMware\VDM\Logs Scanner*.txt

Netlink*.txt

ログ ファイルの設定

グループ ポリシー設定を使用して、次の構成を変更できます。

  • PCoIP クライアント ログでは、ログ レベルを 0 から 3(最も詳細)で構成できます。View PCoIP クライアントのセッション変数 ADMX テンプレート ファイル pcoip.admx を使用します。この設定は、[PCoIP イベント ログの詳細度の設定] です。
  • クライアント ユーザー インターフェイス ログでは、ログの場所、詳細度、保持ポリシーを構成します。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。
  • USB リダイレクト ログでは、ログの場所、詳細度、保持ポリシーを構成します。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。
  • WSNM サービス ログでは、ログの場所、詳細度、保持ポリシーを構成します。View Common 設定 ADMX テンプレート ファイル vdm_common.admx を使用します。

コマンドラインのコマンドを使用して、詳細レベルを設定することもできます。C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Horizon View Client\DCT ディレクトリに移動して、次のコマンドを入力してください。

support.bat loglevels

新しいコマンド プロンプト ウィンドウが表示され、詳細レベルを選択するように求められます。

ログ バンドルの収集

クライアント ユーザー インターフェイスまたはコマンドラインのコマンドを使用し、ログを ZIP ファイルに収集して、VMware テクニカル サポートに送信できます。

  • Horizon Client[オプション] メニューから [サポート情報] を選択します。表示されたダイアログ ボックスで、[サポート データの収集] をクリックします。
  • コマンド ラインから C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Horizon View Client\DCT ディレクトリに移動して、support.bat コマンドを入力してください。