指定した操作を正常に実行するためには、vdmadmin コマンドをAdministrators(管理者) ロールのユーザーとして実行する必要があります。

Horizon Console を使用して管理者ロールをユーザーに割り当てることができます。「ロールベースの委任管理の構成」を参照してください。

十分な権限を持たないユーザーとしてログインしている場合に、-b オプションを使用して、Administrators(管理者) ロールが割り当てられているユーザーとしてコマンドを実行できます。ただし、そのユーザーのパスワードを知っている必要があります。-b オプションを指定すると、特定のドメインで特定のユーザーとして vdmadmin コマンドを実行できます。次に示す -b オプションの使用形式は同等です。

        -b username domain [password | *]
        -b username@domain [password | *]
        -b domain\username [password | *]

パスワードの代わりにアスタリスク (*) を指定した場合は、パスワードを入力するように求められます。vdmadmin コマンドは、機密パスワードがコマンド行のコマンド履歴に残らないようにします。

-b オプションは、-R および -T オプションを除くすべてのコマンド オプションとともに使用できます。