アップグレードの一部として、Connection Server を新しいマシンに移行できます。

前提条件

  • 少なくとも 1 つの既存の Connection Server インスタンスを最新バージョンにアップグレードします。レプリカ グループ内の Connection Server のアップグレードを参照してください。このアップグレードの間に、既存の Horizon LDAP がアップグレードされます。
  • 新しい物理マシンまたは仮想マシンが Connection Server のインストールに対するシステム要件を満たしていることを確認します。Horizon Connection Server でサポートされるオペレーティング システムおよび Horizon Connection Server のハードウェア要件を参照してください。
  • VMware Horizon 8 のセキュリティ関連の要件について理解し、これらの要件を満たしていることを確認します。Horizon Connection Server のアップグレード要件を参照してください。
  • この手順をいつ実行すべきかを判断します。利用可能なデスクトップメンテナンス期間を選択します。1 インスタンスにつき 15 ~ 30 分を予定してください。
  • インストーラの実行に使用するホスト上に管理者権限のあるドメイン ユーザー アカウントがあることを確認します。
  • レプリカ インスタンスをインストールするための手順をよく理解してください。『Horizon 8 インストールとアップグレード』ドキュメントを参照してください。この手順の一部としてレプリカ インスタンスをインストールします。

既存のロード バランサの構成を変更する必要はありません。

手順

  1. Connection Server のアップグレードされたインスタンスが実行されていて、Connection Server をインストールする予定の新しいマシンにアクセスできることを確認します。
    新しいホストに Connection Server をインストールするときは、この既存のインスタンスを指定します。
  2. 新しいマシンで、Connection Server のレプリカ インスタンスをインストールします。
    新しいインスタンスの Horizon LDAP は、アップグレードされたソース インスタンスのものを複製します。
  3. 必要に応じて、Windows の [プログラムの追加と削除] ユーティリティを使用して、古いホストから Connection Server をアンインストールします。
  4. Horizon Console で、[設定] > [サーバ] > [Connection Server] タブに移動し、アンインストールした Connection Server インスタンスがまだリストに表示されるかどうかを調べます。
  5. アンインストールした Connection Server インスタンスがまだリストに表示される場合は、vdmadmin コマンドを使用して削除します。
    vdmadmin.exe -S -s server_name -r

    この例で、server_name は Connection Server ホストのホスト名または IP アドレスです。vdmadmin コマンド ライン ツールの詳細については、『Horizon 8 の管理』ドキュメントを参照してください。

結果

Connection Server の新しいインスタンスがグループに追加されて、古いインスタンスが削除されます。

次のタスク

残りの VMware Horizon 8 サーバ コンポーネントをアップグレードします。

パフォーマンス データを監視するようにデータ コレクタ セットが構成されているサーバに Connection Server を再インストールしてある場合は、データ コレクタ セットを停止して再起動してください。

ロード バランサを使用して Connection Server へのアクセスを管理する場合は、ロード バランサの構成を更新して、新しくインストールされた Connection Server を追加し、使用停止状態の Connection Server を削除します(該当する場合)。