View PCoIP ADMX テンプレート ファイルには、キーボードの使用方法に影響を及ぼす PCoIP の設定を構成するグループ ポリシー設定が含まれます。

これらの設定はすべて、グループ ポリシー管理エディタの [コンピュータの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [PCoIP セッション変数] > [上書き可能な管理者デフォルト] フォルダにあります。

これらの設定はすべて、グループ ポリシー管理エディタの [ユーザーの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [PCoIP セッション変数] > [上書き不可の管理者設定] フォルダにあります。

表 1. キーボード用の Horizon PCoIP のセッション変数
設定 説明
Disable sending CAD when users press Ctrl+Alt+Del このポリシーが有効になっている場合、PCoIP セッション中に Secure Attention Sequence (SAS) をリモート デスクトップに送信するには、Ctrl+Alt+Del ではなく Ctrl+Alt+Insert を押す必要があります。

ユーザーがクライアント エンドポイントをロックするために Ctrl+Alt+Del を押したとき、ホストとゲストの両方に SAS が送信されるために混乱が生じる場合は、この設定を有効にすることを推奨します。

この設定は Horizon Agent にのみ適用されて、クライアントには影響しません。

このポリシーが構成されていない、または無効になっている場合は、Ctrl+Alt+Del または Ctrl+Alt+Insert を押して SAS をリモート デスクトップに送信できます。

Use alternate key for sending Secure Attention Sequence Secure Attention Sequence (SAS) を送信するための、Insert キーの代替キーを指定します。

この設定を使用して、PCoIP セッション中にリモート デスクトップの内部から起動された仮想マシンで Ctrl+Alt+Ins のキー シーケンスを保持できます。

たとえば、ユーザーが PCoIP デスクトップ内から vSphere Client を起動し、vCenter Server で仮想マシンのコンソールを開くことができます。vCenter Server 仮想マシン上のゲスト オペレーティング システム内で Ctrl+Alt+Ins シーケンスを使用すると、仮想マシンに Ctrl+Alt+Del の SAS が送信されます。この設定を構成すると、Ctrl + Alt + Alternate Key のシーケンスで PCoIP デスクトップに Ctrl+Alt+Del の SAS を送信できます。

この設定を有効にする場合は、代替キーをドロップダウン メニューから選択する必要があります。この設定を有効にして、値を未指定のままにすることはできません。

この設定を無効にするか、構成しない場合は、Ctrl+Alt+Ins のキー シーケンスが SAS として使用されます。

この設定は Horizon Agent にのみ適用されて、クライアントには影響しません。