VMware Blast コーデックのマルチスレッド エンコードは、システム内の複数の CPU コアを利用して、使用可能な複数のコアに負荷を分散し、エンコード時間を短縮します。

注目: この機能を使用するには、次のエージェントとクライアントのバージョンが必要です。
  • Windows - Agent 2206 以降および Client 2206 以降
  • Linux - Agent 2206 以降および Client 2206 以降
次の点に注意してください。
  • 必要なエージェントとクライアントのバージョンが使用されている場合、マルチスレッド エンコードがデフォルトで有効になります。
  • Windows または Linux クライアントで必要な設定もあります。使用中のクライアントに応じて、『Horizon Client for Windows ガイド』または『Horizon Client for Linux ガイド』を参照してください。

以下に、Windows レジストリの設定を示します。

レジストリ設定 説明
\HKLM\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware Blast\Config\BlastCodecEnableMultiSlice (default=1) (REG_SZ) VMware Blast コーデックのマルチスレッド エンコードを有効にします。値は次のとおりです。
  • 1 = 有効
  • 0 = 無効

デフォルト値は 1 です。

次に、Linux の構成設定を示します。

構成設定 説明
"RemoteDisplay.enableBlastCodecMultiSlice"); VMware Blast コーデックのマルチスレッド エンコードを有効にします。値は次のとおりです。
  • 1 = 有効
  • 0 = 無効

デフォルト値は 1 です。