VMware Integrated Printing ADMX テンプレート ファイル (printerRedirection.admx) には、VMware Integrated Printing 機能に関連するポリシー設定が含まれています。
設定 | 説明 |
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Config LBP Parallel Mode | この設定により、スレッドを使用して LBP プリンタを追加することで、大量の LBP プリンタがある場合のプリンタ マッピングが向上します。この設定を有効にすると、LBP プリンタを追加するスレッド数を指定できます。この設定を無効にするか、構成しない場合、LBP プリンタの追加に 2 つのスレッドが使用されます。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Disable native printing for Chrome client | Chrome クライアント エンドポイントでネイティブ印刷がサポートされるかどうかが決まります。 この設定を有効にした場合、Chrome クライアント エンドポイントでネイティブ印刷がサポートされません。 この設定を無効にするか、構成しない場合、Chrome クライアント エンドポイントでネイティブ印刷がサポートされます。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Do not change default printer | リモート セッションで VMware Integrated Printing がデフォルトのプリンタを変更するかどうかを決定します。 デフォルトでは、ロケーションベースのプリンタがデフォルト プリンタとして構成されている場合、そのプリンタがリモート セッションのデフォルト プリンタとして設定されます。ロケーションベースのプリンタがデフォルト プリンタとして構成されていない場合、デフォルトのクライアント プリンタはリモート セッションのデフォルト プリンタとして設定され、仮想マシン イメージで選択されたプリンタが上書きされます。この設定を使用すると、この動作を上書きできます。 この設定を有効にした場合、VMware Integrated Printing はリモート セッションのデフォルト プリンタを変更しません。 この設定を無効にするか、構成しない場合、VMware Integrated Printing はリモート セッションのデフォルト プリンタを変更します。これがデフォルトの動作です。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Default settings for UPD printers | この設定を有効にすると、UPD プリンタの次のデフォルト設定を定義できます。
クライアント プリンタで両面印刷がサポートされている場合、UPD プリンタの両面印刷の初期設定として、デフォルトの両面印刷設定が使用されます。クライアント プリンタで両面印刷がサポートされ、[デフォルトのデュプレックス設定を常に使用] チェックボックスが選択されている場合、リダイレクトされた UPD プリンタは常に両面印刷設定としてデフォルトの両面印刷設定を使用します。ユーザーは両面印刷設定を変更できません。 クライアント プリンタが両面印刷設定をサポートしていない場合、リダイレクトされた UPD プリンタでデフォルトの両面印刷設定と [デフォルトのデュプレックス設定を常に使用] は無視されます。 カラー印刷設定も同様です。クライアント プリンタがカラー印刷設定をサポートしていない場合、リダイレクトされた UPD プリンタでデフォルトのカラー印刷設定と [デフォルトのカラー設定を常に使用] は無視されます。 たとえば、クライアント プリンタがカラー印刷をサポートしますが、両面印刷はサポートしていないとします。デフォルトの両面印刷設定を [長辺を反転] に定義し、カラー設定を [カラー] に定義すると、リダイレクトされた UPD プリンタの初期設定は片面のカラー印刷になります。 印刷設定ごとに、チェックボックスを選択または選択解除すると、ユーザーがデフォルトの印刷設定を変更できるかどうかを確認できます。 この設定を無効にするか、構成しない場合、UPD プリンタのデフォルト設定は有効になりません。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Driver Mapping | 仮想プリンタを作成するときに、別のプリンタ ドライバに置き換えます。プリンタ ドライバ マッピングを構成するには、この設定を有効にします。 [表示...] ボタンをクリックして、[内容を表示] ダイアログを開きます。[値の名前] に元のドライバを入力し、[値] の下に代替ドライバを入力します。最初のもので失敗した場合に VMware Integrated Printing でさらに置換を試行するには、複数の代替ドライバをセミコロンで区切って入力します。VIP は、入力された順序で置換を試みます。
指定したドライバを使用してリダイレクト プリンタを作成できない場合は、VMware Universal Printer Driver を使用してリダイレクト プリンタが作成されます。
注: マッピング エントリが構成されている場合、ユーザーは新しいドライバが物理プリンタで機能することを確認する必要があります。
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Enable server printer redirection | サーバ プリンタ リダイレクトを設定します。この設定を有効にすると、クライアント側の Windows プリント サーバがエージェント側に直接追加されます。無効にするか、構成しない場合、Windows プリント サーバはクライアント側からリダイレクトされます。
デフォルトでは、この設定は構成されていません。
注: ユーザーは、エージェント セッションから Windows プリント サーバにアクセスできるようにする必要があります。
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Disable LBP | ロケーション ベースの印刷を有効にするかどうかを指定します。この設定を有効にすると、ロケーション ベースの印刷は無効になります。この設定を無効または構成されていない場合、ロケーション ベースの印刷が有効になります。 |
Do not redirect client printer(s) | クライアント プリンタをリダイレクトするかどうかを決定します。 この設定を有効にすると、クライアント プリンタはリダイレクトされません。この設定を無効にするか、構成しない場合、すべてのクライアント プリンタがリダイレクトされます。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 この設定の変更は、ユーザーがリモート デスクトップへの接続を切断して、再接続するまで適用されません。 |
Max DPI for UPD printers | このポリシーでは、UPD プリンタの最大 DPI を指定します。その結果、UPD プリンタの DPI オプションとデフォルトの DPI が変更されることがあります。 このポリシーを有効にすると、UPD プリンタの最大 DPI レベルまたは X 軸の最大 DPI 値を指定するために使用されます。クライアント プリンタの機能によっては、UPD プリンタで DPI レベルまたは DPI 値がサポートされる場合があります。 プリンタが DPI レベルをサポートしている場合、UPD プリンタの DPI オプションとデフォルトの DPI は最大 DPI レベル以下になります。 プリンタが DPI 値をサポートし、X 軸の最小 DPI が X 軸の最大 DPI 以下の場合、UPD プリンタの DPI オプションとデフォルトの DPI は X 軸 の最大 DPI 以下になります。 プリンタが DPI 値をサポートし、X 軸の最小 DPI が X 軸 の最大 DPI よりも大きい場合、UPD プリンタの DPI オプションはクライアント プリンタの DPI オプションと同じになります。UPD プリンタのデフォルトの DPI は、X 軸の最小 DPI になります。 このポリシーが構成されていないか、無効になっている場合、UPD プリンタの DPI オプションとデフォルトの DPI は変更されません。 デフォルトでは、このポリシーは設定されていません。 |
Limit Tx Rate (KBps) | すべての印刷ジョブの転送速度をキロバイト/秒 (KBps) 単位で制限します。許可される最小送信レートは 200 KBps です。許可される最大送信レートは 4000 KBps です。この設定を行わないか、無効にした場合、または最大送信レート (4,000 KBps) を超える値に設定した場合、送信レートは制限されません。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Disable printer redirection for non-desktop client | VMware Integrated Printing がデスクトップ以外のクライアント エンドポイントでサポートされるかどうかを指定します。 この設定を有効にすると、VMware Integrated Printing がデスクトップ以外のクライアント エンドポイントでサポートされません。この設定を行わないか、無効にすると、VMware Integrated Printing がデスクトップ以外のクライアント エンドポイントでサポートされます。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Disable Printing Preference Persistence | プリンタ プロパティを維持するかどうかを指定します。この設定を有効にすると、クライアントのローカル プリンタとリダイレクトされたプリンタの間でプリンタ プロパティのパーシステントは維持されません。この設定を無効または構成されていない場合、クライアントのローカル プリンタとリダイレクトされたプリンタの間でプリンタ プロパティが維持されます。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Print Preview Setting | 印刷プレビューの動作を設定します。 [印刷の選択肢を無効にする] により、印刷ターゲットが有効かどうかが決まります。この設定を選択すると、ユーザーは印刷ターゲットを選択できません。この設定の選択を解除しているか、構成していない場合、ユーザーは印刷ターゲット(直接印刷または印刷プレビュー)を選択できます。デフォルトでは設定されていません。 [印刷のターゲットのデフォルトを選択] でデフォルトの印刷ターゲットを指定します。次のいずれかのオプションを選択できます。
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Printer Driver Selection | リダイレクトされるクライアント プリンタに使用するプリンタ ドライバを指定します。この設定が有効になっている場合は、次のプリンタ作成の選択肢から選択し、プロンプトが表示されたら優先 UPD を選択します。
[優先 UPD]
この設定が無効または構成されていない場合、デフォルト値は [最初に NPD を使用、次に UPD を使用] です。 |
Printer Name Schema | VMware Integrated Printing を使用するときのプリンタの命名規則を決定します。 この設定を有効にすると、仮想デスクトップ、公開デスクトップ、公開アプリケーションで使用されるプリンタ名スキーマを変更できます。 プリンタ名スキーマは "%P*" の形式にする必要があります。* は、プリンタ名で構成可能な部分を表します。次の変数を指定できます。
この設定を有効にしても、プリンタ名スキーマが空か無効な場合は、デフォルトのプリンタ名スキーマが使用されます。 この設定を行わないか、無効にした場合、仮想デスクトップはプリンタ名スキーマ "%P (vdi)" を使用します。公開デスクトップと公開アプリケーションは、プリンタ名スキーマ "%P (v%S)" を使用します。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Specify a filter in redirecting client printers | プリンタ リダイレクトからクライアント プリンタをフィルタリングするルールを指定します。この設定を有効にした場合、[プリンタのフィルタ] テキスト ボックスにフィルタリング ルールを入力できます。フィルタリング ルールは、リダイレクトしないプリンタを指定する正規表現です(拒否リスト)。フィルタリング ルールで一致しないプリンタにリダイレクトされます。 フィルタリング ルールでは、次の属性、演算子、ワイルドカードがサポートされています。
以下はフィルタリング ルールの例です。 (DriverName="DrName1" OR VendorName="VeName1") AND NOT PrinterName="PrNa.?e" PrinterName=".*HP.*" OR PrinterName=".*EPSON.*" AND DriverName="PDF" PrinterName!=".*PDFCreator.*"
注: フィルタリング ルールでは、大文字と小文字が区別されません。完全一致を使用するには、
"HP" ではなく
"^HP$" のような正規表現を使用します。
デフォルトでは、フィルタリング ルールは空で、すべてのクライアント プリンタがリダイレクトされます。 |