スキャナ リダイレクトをサポートするには、VMware Horizon の展開が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。

リモート デスクトップまたは公開アプリケーション

公開デスクトップまたは公開アプリケーションの場合は、仮想デスクトップまたは RDS ホストでスキャナ リダイレクトの設定オプションを有効にして Horizon Agent をインストールする必要があります。デフォルトでは、Horizon Agent スキャナ リダイレクトの設定オプションは選択されていません。

この機能は、次の仮想デスクトップおよび RDS ホストでサポートされています。
  • 64 ビット Windows 10 1903 以降
  • デスクトップとして構成され、デスクトップ エクスペリエンスがインストールされている Windows Server 2016
  • RDS ホストとして構成されている Windows Server 2016
  • デスクトップまたは RDS ホストとして構成されている Windows Server 2019

Horizon Agent がインストールされているデスクトップ オペレーティング システムにスキャナ デバイス ドライバをインストールする必要はありません。

次の場合、スキャナ リダイレクトは、ネストモードと非ネスト モードの両方の公開リモート アプリケーションでサポートされます。
  • Windows クライアント 5.2/HZE 7.10 以降
  • Linux クライアント 5.0/HZE 7.8 以降
  • Mac クライアント macOS Monterey と Big Sur
注: Linux クライアントの場合、非ネスト モードの公開リモート アプリケーションにスキャナ リダイレクトを使用することはできません。ネスト モードの hop1 エージェントでは、公開リモート アプリケーションに対してのみスキャナ リダイレクトを使用できます。
Horizon Client ソフトウェア

Horizon Client for Windows

Horizon Client for Mac

Horizon Client コンピュータまたはクライアント アクセス デバイス

スキャナ デバイス ドライバをインストールする必要があり、スキャナがクライアント コンピュータで操作可能である必要があります。

次のクライアント オペレーティング システムがサポートされています。
  • 32 ビットまたは 64 ビットの Windows 10
  • Windows Server 2016
  • Windows Server 2019
スキャン デバイスの標準
TWAIN または WIA
表示プロトコル
PCoIP
VMware Blast

スキャナ リダイレクトは、RDP デスクトップ セッションでサポートされません。