複数の NIC を使用する仮想マシンに Horizon Agent をインストールするときは、Horizon Agent が使用するサブネットを設定する必要があります。サブネットによって、クライアント プロトコル接続のために Horizon Agent が Connection Server インスタンスに提供するネットワーク アドレスが決まります。

Windows マシンの手順

Horizon Agent がインストールされている仮想マシンで、コマンド プロンプトを開きます。regedit.exe と入力し、サブネットを構成するためのレジストリ エントリを作成します。

たとえば、IPv4 ネットワークの場合は、次のようになります。

HKLM\Software\VMware, Inc.\VMware VDM\IpPrefix = n.n.n.n/m (REG_SZ)

この例で、n.n.n.n は TCP/IP サブネットで、m はサブネット マスクのビット数です。

Linux マシンの手順

Horizon Agent がインストールされている仮想マシンで、/etc/vmware/viewagent-custom.conf ファイルを編集し、サブネットを指定します。

  • IPv4 環境では、次のように CIDR 表記で Subnet の値を構成します。
    Subnet=192.168.1.0/24
  • IPv6 環境では、次のようにプリフィックス/長さの表記で Subnet6 の値を設定します。
    Subnet6=2001:db8:abcd:0012::0/64