Linux 仮想マシンで vGPU を使用するための共有 PCI デバイスの構成

NVIDIA vGPU を使用するには、Linux 仮想マシン (VM) の共有 PCI デバイスを構成する必要があります。

前提条件

• Linux 仮想マシンをデスクトップとして使用する準備ができていることを確認します。「仮想マシンを作成して、Linux をインストールする」および「リモート デスクトップ デプロイ用の Linux マシンの準備」を参照してください。
• Horizon Agent が Linux 仮想マシンにインストールされていないことを確認します。
• NVIDIA VIB が ESXi ホストにインストールされていることを確認します。「NVIDIA GRID vGPU グラフィック カードの VIB の ESXi ホストへのインストール」を参照してください。
• NVIDIA vGPU で利用可能な仮想 GPU タイプについて理解しておきます。GPU のタイプは、[GPU プロファイル] 設定で選択します。仮想 GPU タイプは、ESXi ホストにインストールされた物理 GPU でさまざまな機能を提供します。

注： vGPU 機能をサポートする NVIDIA グラフィック カードと Linux ディストリビューションの詳細については、「 https://docs.nvidia.com/grid/latest/product-support-matrix/index.html」を参照してください。

手順

1. 仮想マシンをパワーオフします。
2. vSphere Client で、[仮想マシン ハードウェア] タブで仮想マシンを選択して、[編集設定] をクリックします。
3. [新規デバイス] メニューで、[共有 PCI デバイス] を選択します。
4. [追加] をクリックして、ドロップダウン メニューから [NVIDIA GRID vGPU] を選択します。
5. [GPU プロファイル] 設定で、ドロップダウン メニューから仮想 GPU タイプを選択します。
   注： Linux アプリケーション プールの vGPU 機能をサポートするには、物理 GPU のすべてのメモリを仮想マシンに割り当てるプロファイルを選択する必要があります。つまり、オプションのリストから、使用可能な量が最も多い vGPU プロファイルを選択します。
6. [すべてのメモリを予約] をクリックして、[OK] をクリックします。
   GPU が NVIDIA GRID vGPU をサポートできるようにするには、すべての仮想マシンのメモリを予約する必要があります。
7. 仮想マシンをパワーオンします。