Windows インスタント クローン仮想マシンをカスタマイズするには、VMware ClonePrep と Microsoft Sysprep の 2 つのオプションがあります。
ClonePrep は、インスタント クローンの展開中に実行される VMware のカスタマイズ プロセスで、親イメージから作成された各デスクトップ クローンをパーソナライズします。各デスクトップの初回起動時に、ClonePrep は次の処理を実行します。
- デスクトップごとに、Active Directory に新しいコンピュータ アカウントを作成します。
- インスタント クローン デスクトップに新しい名前を付けます。
- デスクトップを適切なドメインに参加させます。
Sysprep は、基本イメージから構成されたオペレーティング システムを展開する Microsoft ツールです。これにより、応答スクリプトに基づいてデスクトップをカスタマイズできます。Sysprep は、ClonePrep よりも多くの構成可能パラメータを変更できますが、ClonePrep のほうが処理時間を大幅に短縮できます。インスタント クローンの多くのユーザーは ClonePrep を選択しています
環境で特定の Sysprep 機能が必要な場合を除き、ClonePrep を使用することをお勧めします。これらの方法の違いについては、「ナレッジベースの記事 KB2003797」を参照してください。