ユーザーがインスタントクローン デスクトップにアクセスするには、インスタントクローン デスクトップ プールを作成する必要があります。 次に参照するドキュメント インスタント クローン デスクトップ プールインスタント クローン デスクトップ プールは、vCenter Server の vmFork テクノロジー(インスタント クローン API)を使用してゴールド イメージから作成された自動デスクトップ プールです。 インスタント クローン イメージの公開と作成のワークフロー イメージの公開は、インスタント クローンに必要な内部仮想マシンをゴールド イメージとそのスナップショットから作成するプロセスです。このプロセスは、イメージごとに 1 回だけ実行されます。また、処理に時間がかかる場合があります。 インスタントクローン デスクトップ プールの作成用ワークシート インスタント クローン デスクトップ プールを作成するときに、特定のオプションを設定できます。このワークシートを使用して、プールを作成する前に構成オプションを記録します。 インスタントクローン デスクトップ プールの作成 Horizon Console でデスクトップ プール ウィザードを使用すると、Windows または Linux 仮想マシンからインスタント クローン フローティング デスクトップ プールを作成できます。VMware Horizon 8 は、ユーザーがプール作成時に指定した設定に基づいて、インスタント クローン デスクトップ仮想マシンを作成します。 Windows インスタント クローン デスクトップのフォレンジック セレクト ホールドフォレンジック セレクト ホールド機能の目的は、法的、セキュリティ、および運用上の必要性に応じて、正確で変更されていないデータを提供することにあります。現在サポートされているユースケースでは、法的な理由、インシデント レスポンス、または運用上の理由でユーザーがセレクト ホールドになった場合に、ユーザーのデスクトップに関連付けられているデータを定期的にライブ キャプチャできます。ユーザーがフォレンジック セレクト ホールドの対象になると、ユーザーのデスクトップが一時的に保持された状態になり、デスクトップの更新や削除(再イメージング)を防ぐことができます。管理者は、ユーザー エクスペリエンスに対する影響を最小限に抑えながら、ユーザーのデスクトップに調査目的でアクセスすることができます。 vSphere 仮想マシン暗号化を使用するインスタント クローンの構成vSphere 仮想マシンの暗号化機能を使用するようにインスタント クローンを構成すると、インスタント クローン デスクトップで同じ暗号化キーを使用できます。 VMware Horizon 8 での Windows インスタント クローンのゲストのカスタマイズ作成プロセス中にインスタント クローンWindows仮想マシン (VM) をカスタマイズするには、VMware ClonePrep と Microsoft Sysprep の 2 つのオプションがあります。 Sysprep によるゲストのカスタマイズを有効にする(事前に作成したコンピュータ アカウントを使用しない)事前に作成されたコンピュータ アカウントのカスタマイズなしで Microsoft Sysprep を使用してインスタント クローン デスクトップ プールをプロビジョニングし、Active Directory サイトを自動的に選択できます。 Windows インスタント クローン デスクトップ プールの VBS および vTPM の有効化Microsoft VBS を有効にして、Windows インスタント クローン デスクトップ プールに仮想トラステッド プラットフォーム モジュール (vTPM) デバイスを追加できます。 インスタント クローン デスクトップ プールの 3D レンダリング オプションの構成仮想マシンのデスクトップ プールを作成または編集するときに、デスクトップの 3D グラフィックス レンダリングを構成できます。vSphere Client の ESXi ホストとゴールド イメージで 3D 設定を構成する必要があります。 インスタント クローンのモニターとスクリーン解像度の設定これらのパラメータをゴールド イメージで設定してスナップショットを取得し、vSphere Client のインスタント クローン デスクトップ プールのモニター数と解像度を指定します。 インスタント クローンでの既存のコンピュータ アカウントの再利用の許可既存の Active Directory (AD) コンピュータ アカウント名を再利用するようにインスタント クローンを構成できます。 自動デスクトップ プール内のマシンの手動カスタマイズ自動プールを作成した後、所有権を再度割り当てることなく特定のマシンをカスタマイズできます。メンテナンス モードでマシンを起動することによって、ユーザーにリリースする前にマシンを変更およびテストできます。 インスタント クローン デスクトップ プールへのパッチの適用インスタント クローン デスクトップのプールにパッチを適用するには、プッシュ イメージ操作を使用して、ダウンタイムなしでローリング パッチ処理を実行できます。 インスタント クローン ホストのメンテナンス ESXi ホストをメンテナンス モードにすると、インスタント クローンがあるホストのメンテナンスを実行できます。vSphere Client を使用して、ESXi ホストをメンテナンス モードにします。 インスタント クローンの操作に対する MAC アドレス関連の動作次の表に、インスタント クローンのデスクトップで操作を行ったときに発生する MAC アドレス関連の動作を示します。 インスタントクローン メンテナンス ユーティリティConnection Server には、vCenter Server のインスタント クローン仮想マシンと仮想マシンが含まれているクラスタのメンテナンスに使用できる、ユーティリティが 3 つあります。