Dynamic Environment Manager 管理コンソールを使用して、Dynamic Environment Manager の Horizon スマート ポリシーを作成します。Horizon スマート ポリシーを定義するときに、スマート ポリシーを有効にするために必要な条件を追加できます。

注: デジタル ウォーターマーク機能の動作を制御するには、Horizon スマート ポリシーではなく、環境変数を使用します。「 環境変数を使用した Linux デスクトップでのデジタル ウォーターマークの設定」を参照してください。

ユーザー環境設定のポリシーを作成して、動作の範囲を制御できます。ユーザー環境設定の Horizon スマート ポリシーはログイン時に適用されますが、セッションの再接続時に更新できます。ユーザーがセッションに再接続したときに Horizon スマート ポリシーを再適用するには、トリガされるタスクを設定できます。

Dynamic Environment Manager 管理コンソールの使用方法の詳細については、『VMware Dynamic Environment Manager 管理ガイド』ドキュメントを参照してください。

前提条件

手順

  1. Dynamic Environment Manager 管理コンソールで、[ユーザー環境] を選択してユーザー環境設定のポリシーを作成するか、[コンピュータ環境] タブでコンピュータ環境設定のポリシーを作成します。
    既存の Horizon スマート ポリシー定義がある場合には、[Horizon スマート ポリシー] ペインに表示されます。
  2. [Horizon スマート ポリシー ] を選択して [作成] をクリックし、新しいスマート ポリシーを作成します。
  3. [設定] タブを選択し、スマート ポリシー設定を定義します。
    1. [全般設定] セクションで、[名前] テキスト ボックスにスマート ポリシーの名前を入力します。
      たとえば、スマート ポリシーがクライアント ドライブ リダイレクト機能に影響する場合、CDR などのスマート ポリシー名を付けます。
    2. [Horizon スマート ポリシー設定] セクションで、スマート ポリシーに含めるリモート デスクトップ機能と設定を選択します。
      複数のリモート デスクトップ機能を選択できます。
  4. リモート Linux デスクトップで、新しいスマート ポリシーの使用条件を追加します。
    1. [条件] タブを選択して [追加] をクリックし、構成する条件を選択します。
      サポートされている条件と条件値の構成の詳細については、「 Horizon スマート ポリシー定義と環境変数定義への条件の追加」を参照してください。
    2. 最初の条件を構成した後にさらに条件を追加するには、[追加] を再度クリックします。
      [AND] 演算子がデフォルトで追加され、条件が結合されます。
  5. スマート ポリシーを保存するには、[保存] をクリックします。

結果

Dynamic Environment Manager は、ユーザーがリモート デスクトップに接続または再接続するたびに Horizon スマート ポリシーを処理します。

Dynamic Environment Manager は複数のスマート ポリシーをスマート ポリシー名のアルファベット順に処理します。Horizon スマート ポリシーは、[Horizon スマート ポリシー] ペインにアルファベット順に表示されます。スマート ポリシーが競合する場合、最後に処理されたスマート ポリシーが優先されます。たとえば、Sue というユーザーの USB リダイレクトを有効にする Sue というスマート ポリシーがあり、Ubuntu1804 というデスクトップ プールの USB リダイレクトを無効にする Pool という別のスマート ポリシーがある場合、Sue が Ubuntu1804 デスクトップ プールのリモート デスクトップに接続したときに USB リダイレクト機能が有効になります。

注: ネットワークの待ち時間が長い場合は、 Dynamic Environment Manager が変更処理を完了できるように、新しいスマート ポリシーまたは更新されたスマート ポリシーを保存してから 1 分以上経過した後で、影響を受けるデスクトップに接続しているエンドユーザーに通知します。