既存の Active Directory (AD) コンピュータ アカウント名を再利用するようにインスタント クローンを構成できます。

使用するコンピュータ アカウントの数に制限がある場合は、このオプションを有効にします。インスタント クローンの作成時に、既存の Active Directory コンピュータ アカウント名がインスタント クローン仮想マシン名に一致すると、VMware Horizon 8 はパスワードをリセットしてから既存のコンピュータ アカウントを使用します。一致しない場合は、新しいコンピュータ アカウントが作成されます。インスタント クローンを削除しても、Horizon 8 は対応するコンピュータ アカウントを削除しません。既存のコンピュータ アカウントが、Active Directory コンテナの設定で指定する Active Directory コンテナに配置されている必要があります。

このオプションをオフにした場合、Horizon 8 がインスタント クローンを作成するときに、新しい Active Directory コンピュータ アカウントが作成されます。インスタント クローンを削除すると、Horizon 8 は対応するコンピュータ アカウントも削除します。既存のコンピュータ アカウント名がインスタント クローン仮想マシン名に一致すると、Horizon 8 はパスワードをリセットしてから既存のコンピュータ アカウントを再利用します。

このオプションは、デフォルトでオフになっています。

このオプションを有効にした場合は、『Horizon インストールとアップグレード』ガイドの「インスタント クローン操作用のユーザー アカウントの作成」の手順に従って、正しい権限を持つインスタント クローン ユーザー アカウントを作成することが重要です。権限が不十分なユーザー アカウントを使用すると、KB92214 で説明するように、Microsoft セキュリティ更新プログラム KB5020276 を適用したときにドメイン参加に失敗することがあります。