このページでは、VMware Horizon 8 デスクトップ プールのソースとして機能する Linux 仮想マシン (VM) のグラフィック機能について説明します。ESXi ホストで NVIDIA 仮想共有パススルー グラフィック アクセラレーション (vGPU) 機能を利用するように、現在サポートされている Linux ディストリビューションを構成できます。
注: このページとそのサブページの情報は、Linux 仮想マシンにのみ適用されます。物理 Linux マシンのグラフィック要件と機能の詳細については、「
デスクトップの展開のための物理 Linux マシンの準備」を参照してください。
Horizon Agent は、Linux 仮想マシンの vGPU 機能のみをサポートし、Virtual Dedicated Graphics Acceleration (vDGA) をサポートしていません。
注: vGPU 機能をサポートする NVIDIA グラフィック カードと Linux ディストリビューションの詳細については、「
https://docs.nvidia.com/grid/latest/product-support-matrix/index.html」を参照してください。
vGPU 機能をサポートするように Linux デスクトップを構成する場合は、次の点に注意してください。
注意: 開始する前に、Horizon Agent が Linux 仮想マシンにインストールされていないことを確認します。NVIDIA vGPU を使用するようにマシンを構成する前に Horizon Agent をインストールすると、
xorg.conf ファイルで必須の構成パラメータが上書きされ、NVIDIA vGPU は動作しません。NVIDIA vGPU の構成が完了した後に、Horizon Agent をインストールする必要があります。
- ESXi ホスト GPU ドライバ (.vib) と一致する NVIDIA Linux 仮想マシン ディスプレイ ドライバを使用する必要があります。ドライバ パッケージに関する情報は、NVIDIA の Web サイトを参照してください。
- クローン作成された仮想マシンで vGPU 機能をサポートするには、ベース仮想マシンでグラフィックスのセットアップを完了してから、仮想マシンのクローンを作成してください。グラフィックス設定はクローン作成された仮想マシンについて動作し、さらなる設定は必要ありません。