Horizon Console を使用して、既存のグローバル デスクトップ資格にデスクトップ プールを追加したり、既存のグローバル アプリケーション資格にアプリケーション プールを追加したりできます。

1 つのグローバル資格に複数のプールを追加できますが、特定のプールを追加できるグローバル資格は 1 つだけです。

グローバル アプリケーション資格に複数のアプリケーション プールを追加する場合、同じアプリケーションを追加する必要があります。たとえば、電卓と Microsoft Office PowerPoint を同じグローバル アプリケーション資格に追加しないでください。異なるアプリケーションを同じグローバル アプリケーション資格に追加すると、資格のあるユーザーにその都度異なるアプリケーションが提供されます。

注: デスクトップ プールがグローバル デスクトップ資格に関連付けられた後で、Horizon 管理者がプールレベルの表示プロトコルまたはプロトコルのオーバーライド ポリシーを変更した場合、ユーザーがグローバル デスクトップ資格を選択するとデスクトップの起動エラーが表示されることがあります。デスクトップ プールがグローバル デスクトップ資格に関連付けられた後で、Horizon 管理者がプールレベルの仮想マシンのリセット ポリシーを変更した場合、ユーザーがデスクトップをリセットしようとすると、エラーが表示されることがあります。
グローバル デスクトップ資格で、次のプロパティが一致する場合に限り、ユーザー インターフェイスからローカル デスクトップ プールを追加できます。
  • ユーザー割り当て
  • デスクトップ セッションのサポート
  • セッション共同作業(グローバル デスクトップ資格で有効になっている場合、デスクトップ プールでセッション共同作業を有効にする必要があります)
  • フローティング ユーザー割り当てのデスクトップ プールに対して、ユーザーが複数のクライアント デバイスからセッションを個別に開始できるようにする
  • [ユーザーがプロトコルを選択できるようにする] が [いいえ] に設定されている場合、表示プロトコルの一致
  • ユーザーによるマシンの再起動またはリセットが許可されていないデスクトップ プールは、ユーザーによるマシンの再起動やリセットを許可しているグローバル デスクトップ資格に関連付けることはできません
グローバル アプリケーション資格で、次のプロパティが一致する場合に限り、ユーザー インターフェイスからローカル アプリケーション プールを追加できます。
  • 複数セッション モード
  • [ユーザーがプロトコルを選択できるようにする] が [いいえ] に設定されている場合、表示プロトコルの一致

ローカル プール構成がグローバル資格構成と一致する場合でも、ローカル プールを追加できるのは、ログインしている管理者がローカル プールの表示権限を持っている場合に限ります。

前提条件

  • グローバル資格を作成して設定します。「Horizon Console でグローバル資格を作成および構成する方法」を参照してください。
  • グローバル資格に追加するデスクトップ プールまたはアプリケーション プールを作成します。『Horizon 8 でのデスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。

手順

  1. グローバル資格に追加するプールを含むポッド内の Connection Server インスタンスの Horizon Console ユーザー インターフェイスにログインします。
  2. [インベントリ] > [グローバル資格] の順に選択します。
  3. グローバル資格の名前をクリックします。
  4. [ローカル プール] タブで、[追加] をクリックし、追加するデスクトップ プールまたはアプリケーション プールを選択し、[追加] をクリックします。
    Ctrl + Shift キーを押すと、複数のプールを選択できます。
    注: グローバル資格にすでに関連付けられている、または選択したグローバル資格ポリシーの基準を満たさないプールは、表示されません。
  5. グローバル資格に追加するプールを含む各ポッド内の Connection Server インスタンスでこれらの手順を繰り返します。

結果

資格のあるユーザーが Horizon Client を使用してポッド フェデレーションの Connection Server に接続すると、使用可能なデスクトップおよびアプリケーションのリストにグローバル資格の名前が表示されます。