Horizon Console のダッシュボードを使用して、VMware Horizon 導入環境内の VMware Horizon および vSphere コンポーネントのステータスを素早く調査できます。

Horizon Console に、クラウド ポッド アーキテクチャ 環境の Connection Server インスタンス、イベント データベース、ゲートウェイ、データストア、vCenter Server インスタンス、ドメイン、セッションに関する監視情報が表示されます。

注: VMware Horizon は、Kerberos ドメインに関するステータス情報を特定できません。ドメインが構成され、機能している場合でも、 Horizon Console には Kerberos ドメインのステータスが不明として表示されます。
重要: ロールによっては、 [ダッシュボード] ページに表示されるセッション数がサイド ナビゲーション メニューに表示される数と異なる場合があります。

クラウド ポッド アーキテクチャ 環境でセッションを監視する方法については、『Horizon 8 でのクラウド ポッド アーキテクチャ』ドキュメントを参照してください。

手順

  1. Horizon Console ナビゲータの上部のパネルには、[セッション][問題のある vCenter 仮想マシン][問題のある RDS ホスト][イベント][システムの健全性] の最終更新日と問題の合計数など、ダッシュボード統計情報のサマリが表示されます。

    更新アイコンをクリックすると、最新のダッシュボード統計情報を取得できます。

    問題の数をクリックすると、コンポーネントの問題について詳しい情報が表示されます。

    • 緑色のチェック マークは、コンポーネントに問題がないことを示します。
    • 赤色の感嘆符は、コンポーネントが使用できないか、または機能していないことを示します。
    • 黄色の感嘆符は、コンポーネントが警告状態にあることを示します。
    • グレーの疑問符は、コンポーネントのステータスが不明であることを示します。
  2. [モニター] > [ダッシュボード] の順に移動します。
    [システムの健全性] ペインに、問題のあるシステム コンポーネントの情報が表示されます。各システム コンポーネントをクリックすると、影響を受けるコンポーネント、ステータス、および問題の説明の概要を確認できます。また、切断状態のメッセージング クライアントのアラートと、最後に確認されたタイムスタンプを表示することもできます。
  3. 問題の詳細を表示するには、[表示] をクリックして項目を選択を行います。
    オプション 説明
    コンポーネント サービス コンポーネントに関する情報を表示します。

    サービス コンポーネントに関する情報を表示し、トラブルシューティング タスクを行うには、[Connection Server][App Volumes][ゲートウェイ サーバ][イベント データベース][True SSO] または [メッセージング クライアント] タブをクリックします。

    次のタスクを実行するには、コンポーネントを選択します。

    • ステータス、名前、バージョン、その他の詳細を表示します。
    • Connection Server インスタンスを選択した場合は、[サービスのステータスの表示] タブをクリックして、ゲートウェイ サービスに関する情報を表示します。
    • Connection Server インスタンスを選択した場合は、[セッションの詳細の表示] タブをクリックして、Connection Server セッションに関する情報を表示します。
    RDS ファーム ファームに関する情報を表示します。ファームに属している RDS ホストなど、ファームに関する詳細情報を表示するには、ファーム ID をクリックします。
    vSphere vSphere に関連するコンポーネントに関する情報が表示されます。

    各コンポーネントの情報を表示するには、[データストア][ESX ホスト][vCenter Server] の各タブをクリックします。

    その他のコンポーネント 各コンポーネントの詳細情報を表示するには、[ドメイン][SAML 2.0][License Service] の各タブをクリックします。
    注: 信頼されていない証明書が原因で SAML 2.0 認証子に警告が表示された場合は、証明書のリンクをクリックして証明書を受け入れ、検証することができます。
    リモート ポッド リモート Horizon ポッドに関する情報を表示します。
    注: このセクションは、クラウド ポッド アーキテクチャ機能が有効になっている場合にのみ表示されます。
  4. 仮想デスクトップ、公開デスクトップ、公開アプリケーションのセッション数(アクティブなセッション、切断されたセッション、アイドル状態のセッション)を示す棒グラフを表示するには、[セッション] ペインを表示します。
  5. セッションを表示するには、[セッション] ペインで [表示] をクリックします。
    [セッション] ページに、セッションの情報が表示されます。
    注:

    左上のセッション カウンタには、クラウド ポッド フェデレーション内のすべてのポッドのセッション数が表示されます。ローカル ポッドがどのクラウド ポッド フェデレーションにも含まれていない場合は、ローカル ポッド クラスタからのセッション数のみがセッション カウンタに表示されます。

  6. データストアを表示するには、[ワークロード] ペインで [表示] をクリックします。
    データストアを選択すると、データストアの現在の使用量などの詳細情報を表示できます。 Horizon Console は、データストアの空き容量がしきい値を下回ると警告を表示します。選択したデータストアに関連するデスクトップ プールがある場合、そのデータストアを選択すると、デスクトップ プールの情報を表示できます。 [その他のデータストア] 列には、複数のデータストアにまたがるデスクトップ プールまたはファームの情報が表示されます。