ポッドの実行中に、Horizon 8 環境で無期限または期間限定ライセンス キーを追加または更新できます。システムを再起動する必要はなく、デスクトップおよびアプリケーションへのアクセスは中断されません。

Horizon 8 の SaaS サブスクリプション ライセンスではキーは必要ありませんが、ライセンスの有効化のために Horizon 制御プレーンに接続するには、接続先の制御プレーンのバージョンに応じて Horizon Cloud Connector 仮想アプライアンスまたは Horizon Edge が必要です。
注: Horizon 8 ポッドは、1 つのライセンス キーのみを受け入れることができます。複数のライセンスがある場合は、異なるポッドで使用できます。同じポッドで複数のキーを使用するには、VMware 担当者と協力して例外を取得します。

Horizon の期間限定ライセンスでは、書面にある有効期限から 30 日後までアクセスを継続することができます。たとえば、有効期限が 2024 年 1 月 1 日の Horizon 期間限定ライセンスの場合、30 日間の猶予期間により、2024 年 2 月 1 日の現地時間の午前 0:00 までアクセスできます。猶予期間が終了すると、新しいプールまたはファームの追加、既存のプールとファームの拡張、デスクトップおよびファームのイメージのプッシュのスケジュール設定を行うことができなくなります。既存のデスクトップ、リモート アプリケーション、および仮想マシンを引き続き操作できます。Horizon 期間限定ライセンスの猶予期間は Horizon 8 にのみ適用されることに注意してください。Horizon 期間限定ライセンス バンドルの一部である vSphere for Desktop 期間限定ライセンスは、有効期限が切れると異なる動作をします。vSphere は、ライセンスの有効期限が切れるとすぐに、サービス低減レベル(たとえば、仮想マシンのパワーオン、新しい仮想マシンのプロビジョニング、または既存のインスタント クローン デスクトップの更新を無効にする)に移行します。アクセスが中断されないようにするには、30 日間の猶予期間が終了する前に、VMware の担当者に連絡してライセンスを更新する必要があります。

Horizon サブスクリプション ライセンスには、ライセンスが Horizon Cloud 制御プレーンと正常に同期された最後の日付と追加の猶予期間が含まれます。Horizon 制御プレーンの Horizon Cloud ライセンス サービスは、24 時間ごとに Connection Server と同期し、サブスクリプション ライセンスの健全性を維持します。

前提条件

  • 無期限ライセンスまたは期間限定ライセンスの場合は、有効な製品ライセンス キーを取得します。ライセンス キーは Customer Connect ポータルにあります。
  • サブスクリプション ライセンスを使用するには、サブスクリプション ライセンスで Horizon 8 を有効にする必要があります。『Horizon 8 のインストールとアップグレード』の「サブスクリプション ライセンスでの VMware Horizon の有効化と Horizon 制御プレーン サービス」を参照してください。
注: Horizon 7 のライセンスは、 Horizon 8 バージョンでは機能しません。Horizon 7 ライセンスがある場合は、 Horizon 8 の新しいライセンス キーを取得する必要があります。

手順

  1. Horizon Console で、[設定] > [製品のライセンスと使用状況] > [ライセンス] の順に選択します。
    現在のライセンス キーの最初と最後の 5 文字は、 [ライセンス] パネルに表示されます。
  2. ライセンス キーを編集するには、[ライセンスを編集] をクリックして、ライセンスのシリアル番号を入力し、[OK] をクリックします。
    更新されたライセンス情報が [ライセンスの設定] パネルに表示されます。
  3. (オプション) Horizon ポッドをサブスクリプション ライセンスから期間限定ライセンスに変更するには、[無期限/期間限定ライセンスを使用する] をクリックして [OK] をクリックします。
    更新されたライセンス情報が [ライセンスの設定] パネルに表示されます。
  4. (オプション) Horizon ポッドを期間限定または無期限ライセンスからサブスクリプション ライセンスに変更するには、[サブスクリプション ライセンスを使用する] をクリックして [OK] をクリックします。これで、Horizon Cloud Service 管理者はサブスクリプション ライセンスで Horizon ポッドを有効にできます。
  5. 期間限定ライセンスまたは無期限ライセンスの有効期限を確認するには、[ライセンスの有効期限] を参照します。サブスクリプション ライセンスについては、[ライセンス同期の有効期限] を参照し、Horizon Cloud Next Gen 制御プレーンでサブスクリプションと使用状況の詳細を確認します。
  6. お持ちの製品のライセンスによって使用資格が付与されている Horizon 8 のエディションに基づいて、コンポーネントのライセンスが有効または無効になっていることを確認します。VMware Horizon の機能は、ライセンスのエディションによって異なります。各エディションの機能セットの比較については、「https://www.vmware.com/products/horizon.html」を参照してください。