イベント データベースは、Connection Server ホストまたはグループ、VMware HorizonHorizon Console で発生したイベントの情報を格納し、ダッシュボードでイベントの数をユーザーに通知します。[イベント] ページでイベントの詳細を調べることができます。

注: イベントは、一定の時間、 Horizon Console インターフェイスに一覧表示されます。この時間が経過すると、イベントは履歴データベース テーブルにのみ表示されます。データベース テーブル内のイベントを調べるには、Microsoft SQL Server、Oracle、または PostgreSQL データベース レポート ツールを使用できます。詳細については、 イベント データベースのテーブルとスキーマを参照してください。

Horizon Console でのイベントの監視に加えて、イベント データが分析ソフトウェアからアクセスできるように、VMware Horizon イベントを Syslog 形式で生成できます。『Horizon 8 インストールとアップグレード』ドキュメントの「ファイルまたは Syslog サーバのイベント ログの構成」と「-I オプションを使用した Syslog 形式での Horizon イベント ログ メッセージの生成」を参照してください。

複数の Connection Server にイベント データベースを設定すると、Horizon Console[イベント] ページにすべての Connection Server のイベントが表示されます。Horizon Console では、実行するタスクに基づいてイベントがフィルタリングされます。これらのイベントは、[デスクトップ プール][アプリケーション プール] など、関連するページに表示されます。

前提条件

イベント データベースを作成して設定します。『Horizon 8 インストールとアップグレード』ドキュメントを参照してください。

手順

  1. Horizon Console で、[監視] > [イベント] の順に選択します。
  2. (オプション) [イベント] ページでは、オプションの設定、イベントの時間範囲の選択、イベントのフィルタリングを行うことができます。また、一覧表示されたイベントを 1 つ以上の列で並べ替えることができます。
    ページの上部で使用可能なオプションを以下に示します。
    オプション 説明
    最大イベント数 取得するイベントの最大数を選択します。
    注: 大きい値を選択すると、データの取得に時間がかかることがあります。
    UTC 時間 [時間] 列の値を UTC (協定世界時) に変換するには、このオプションを選択します。これらの値は、イベント データのエクスポートを選択した場合に含まれます。
    イベント オブジェクトの取得 イベントに関連付けられているオブジェクトを取得し、この情報の [オブジェクト] 列を表示するには、このオプションを選択します。
    注: このオプションを選択すると(特に上の [最大イベント数] で大きい値を選択した場合)、データの取得に時間がかかることがあります。
    フィルタを適用するには、ページの左上にあるフィルタ アイコンをクリックします。[イベント フィルタ] ダイアログで、次のフィルタを選択できます。
    フィルタ 説明
    期間 イベントの発生時間でイベントをフィルタリングします。標準範囲の 1 つを選択するか、独自のカスタム範囲を設定できます。
    注: 設定する日付の範囲は、 [設定] > [イベント構成] で Horizon Console イベントに設定した範囲より前から始めることはできません。
    重要度 割り当てられた重要度の値でイベントをフィルタリングします。
    Module イベントに関連付けられているモジュールでイベントをフィルタリングします。
    メッセージ [メッセージ] 列のテキストでイベントをフィルタリングします。
    ソース イベントの生成場所を示す [ソース] 列の値でイベントをフィルタリングします。

次のタスク

特定のイベントを表示するには、Horizon Console でデスクトップまたはアプリケーション プール、仮想マシン、ユーザーまたはグループに移動し、[イベント] タブをクリックします。