VMware Blast 表示プロトコルを有効にして、プログレッシブ構築またはロスレス構築と呼ばれるエンコーディング アプローチを使用できます。この機能では、ロッシー イメージと呼ばれる高度に圧縮された初期イメージを提供し、その後プログレッシブに完全なロスレス状態まで構築します。ロスレス状態とは、イメージが意図したとおり完全に忠実に表示されることです。

VMware Blast のロスレス圧縮を有効にするには、エージェント マシンで対応する設定を構成します。

  • [Windows エージェント]:「VMware Blast ポリシー設定」で説明されているように、[ロスレス構築] GPO 設定を有効にします。

    また、エージェント マシンの Windows レジストリで HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\VMware, Inc.\VMware Blast\Config フォルダの EncoderBuildToLossless キーを 1 に設定することもできます。デフォルト値は 0(無効)です。これは、ロスレス圧縮がオフになっていることを意味します。

    ロスレス圧縮の構成変更は、Windows デスクトップですぐに反映されます。

  • [Linux エージェント]/etc/vmware/config[RemoteDisplay.buildToLossless] 構成オプションを true に設定します。

    ロスレス圧縮の構成変更は、ログアウトして Linux デスクトップに再度ログインした後に有効になります。

注: VMware Blast のロスレス圧縮を有効にすると、バンド幅や CPU 使用率の増加の原因になります。