AirWatch 管理コンソールで VMware Identity Manager の設定を構成し、AirWatch ディレクトリの組織グループ インスタンスと VMware Identity Manager 間の接続を確立します。この接続は、VMware Identity Manager サービスで作成されたディレクトリとユーザーとグループを同期するために使用されます。

このタスクについて

VMware Identity Manager ディレクトリは AirWatch Cloud Connector と組み合わせて、パスワード認証に使用できます。

ユーザーとグループの VMware Identity Manager ディレクトリとの初回同期は手動で行います。AirWatch の同期スケジュールは、ユーザーとグループを VMware Identity Manager ディレクタをいつ同期するかを決定します。

ユーザーまたはグループが AirWatch サーバで追加または削除されると、変更はすぐに VMware Identity Manager サービスに反映されます。

前提条件

  • VMware Identity Manager のローカル管理者の名前とパスワード。

  • AirWatch ディレクトリからマッピングする属性値を特定します。ユーザー属性マッピングの管理を参照してください。

手順

  1. AirWatch 管理コンソールで、[グループと設定] > [すべての設定] ページの [グローバル] > [カスタマレベルの組織グループ] を選択して、システム > エンタープライズ統合 > VMware Identity Manager の順に移動します。
  2. [サーバ] セクションで 構成 をクリックします。
    注:

    [構成] ボタンは、同じ組織グループにディレクトリ サービスも構成されている場合にのみ使用できます。[構成] ボタンが表示されない場合は、正しい組織グループを選択していません。組織グループは、[グローバル] ドロップダウン メニューで変更できます。

  3. VMware Identity Manager 設定を入力します。

    オプション

    説明

    URL

    テナント VMware URL を入力します。たとえば、https://myco.identitymanager.com となります。

    管理者ユーザー名

    VMware Identity Manager のローカル管理者ユーザーの名前を入力します。

    管理者パスワード

    VMware Identity Manager のローカル管理者ユーザーのパスワードを入力します。

  4. 次へ をクリックします。
  5. カスタム マッピングを有効にして、AirWatch から VMware Identity Manager サービスへのユーザー属性マッピングを構成します。
  6. 接続をテスト をクリックして、設定が正しいことを検証します。
  7. 今すぐ同期 をクリックして、すべてのユーザーとグループを VMware Identity Manager サービスに手動で同期します。
    注:

    システム負荷の制御のため、手動同期は前回の同期から 4 時間経過しないと実行できません。

タスクの結果

VMware Identity Manager サービスに AirWatch ディレクトリが作成され、ユーザーとグループが VMware Identity Manager のディレクトリに同期されます。

次のタスク

VMware Identity Manager 管理コンソールの [ユーザーとグループ] タブで、ユーザーとグループの名前が同期されていることを確認します。