Horizon View および Citrix ベースのリソースについては、どのデータセンターでも適切なリソースが利用できるように、プライマリ データセンターとセカンダリ データセンターの両方で、リソースのフェイルオーバー順序を構成する必要があります。
サービス インスタンスごとに組織内のリソースのフェイルオーバー順序を含めたデータベース テーブルを作成するには、hznAdminTool コマンドを使用します。リソースが起動するときに、構成されたフェイルオーバー順序が使用されます。両方のデータセンターで hznAdminTool failoverConfiguration を実行して、フェイルオーバー順序をセットアップします。
前提条件
VMware Identity Manager が複数のデータセンターで展開されると、同じリソースが各データセンターでもセットアップされます。View ポッドまたは Citrix ベースの XenFarm にある各アプリケーションまたはデスクトップ プールは、VMware Identity Manager のカタログにおいて異なるリソースと見なされます。カタログでのリソースの重複を防止するには、管理コンソール の [View プール] ページまたは [公開アプリケーション - Citrix] ページの [重複アプリケーションを同期しない] を有効にしていることを確認します。
手順
- ssh クライアントを使用して、VMware Identity Manager アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
- サーバ インスタンスのリストを表示するには、hznAdminTool serviceInstances と入力します。
サービス インスタンスのリストが、割り当てられている ID 番号とともに表示されます。たとえば、次のように表示されます。
{"id":103,"hostName":"ws4.domain.com","ipaddress":"10.142.28.92"}{"id":154,"hostName":"ws3.domain.com","ipaddress":"10.142.28.91"}{"id":1,"hostName":"ws1.domain.com","ipaddress":"10.143.104.176"}{"id":52,"hostName":"ws2.domain.com","ipaddress":"10.143.104.177"}
- 組織内の各サービス インスタンスについて、View および Citrix ベースのリソースのフェイルオーバー順序を構成し、
「
hznAdminTool failoverConfiguration -configType <configType> -configuration <configuration> -serviceInstanceId <serviceInstanceId> [-orgId <orgId>]」と入力します。
オプション |
説明 |
-configType |
フェイルオーバーに構成されているリソース タイプを入力します。値は VIEW か XENAPP のいずれかになります。 |
-configuration |
フェイルオーバーの順序を入力します。構成タイプが VIEW の場合は、管理コンソールの [View プール] ページに表示されている、プライマリ View 接続サーバのホスト名のカンマ区切りリストとして入力します。構成タイプが XENAPP の場合は、XenFarm 名のカンマ区切りリストとして入力します。 |
-serviceInstanceId |
構成が設定されているサービス インスタンスの ID を入力します。この ID は、手順 2 で表示されたリストに記載されています。"id": |
-orgId |
(オプション)空白のままにすると、デフォルトの組織向け構成が設定されます。 |
たとえば、
hznAdminTool failoverConfiguration -configType VIEW -configuration pod1vcs1.domain.com,pod2vcs1.hs.trcint.com -orgId 1 -serviceInstanceId 1 となります。
セカンダリ データセンターの VMware Identity Manager インスタンス向けにこのコマンドを入力すると、View 接続サーバの順序が逆になります。この例では、コマンドは hznAdminTool failoverConfiguration -configType VIEW -configuration pod2vcs1.hs.trcint.com, pod1vcs1.domain.com -orgId 1 -serviceInstanceId 103 のようになります。
結果
リソース フェイルオーバーのデータベース テーブルが、各データセンター用にセットアップされます。
次のタスク
View および Citrix ベースの各リソースについて、既存のフェイルオーバー構成を表示するには、 hznAdminTool failoverConfigurationList -configType <configtype> -<orgId) を実行します。
<configtype> の値は、VIEW か XENAPP のいずれかになります。configType が VIEW の場合の hznAdminTool failoverConfiguraitonList の出力例は、次のとおりです。
{"idOrganization":1,"serviceInstanceId":52,"configType":"VIEW","configuration":"pod1vcs1.domain.com,pod2vcs1.domain.com"}{"idOrganization":1,"serviceInstanceId":103,"configType":"VIEW","configuration":"pod2vcs1.domain.com,pod1vcs1.domain.com"}{"idOrganization":1,"serviceInstanceId":154,"configType":"VIEW","configuration":"pod2vcs1.domain.com,pod1vcs1.domain.com"}