View ポッド フェデレーションと VMware Identity Manager の統合には、次の要件があります。
- VMware Identity Manager は、Horizon 6.2 以降のアプリケーションとデスクトップの両方で、Cloud Pod アーキテクチャ機能をサポートします。
- VMware Identity Manager サービスには、最大 10 のポッド フェデレーションを統合できます。各フェデレーションには、最大 7 個のポッドを含めることができます。
- View 接続サーバ インスタンスを、デフォルト ポートの 443 またはカスタム ポートに展開します。
- View の環境内の各 View 接続サーバ インスタンスに対し、逆引きで解決できる DNS エントリと IP アドレスがあることを確認します。VMware Identity Manager では、View 接続サーバ、View セキュリティ サーバ、およびロード バランサ インスタンスに逆引きが必要です。逆引きが正しく構成されていないと、VMware Identity Manager の View 統合が失敗します。
- このサービスのコンポーネントである VMware Identity Manager コネクタは、ポッド フェデレーションのすべての View 接続サーバ インスタンスに到達できなければなりません。
- ポッド フェデレーションのすべての View 接続サーバ インスタンスは、SAML 認証が構成され、ID プロバイダとして VMware Identity Manager サービスが指定されている必要があります。また、URL の一部として、サービスの完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。
詳細については、SAML 認証の構成を参照してください。
View 接続サーバ インスタンス上で SAML メタデータの有効期限を 90 日まで延長することを推奨します。詳細については、「View 接続サーバでのサービス プロバイダ メタデータの有効期間の変更」を参照してください。
- View 接続サーバ証明書は VMware Identity Manager に同期されます。
- アプリケーション プールとデスクトップ プールを View ポッドに展開します。
- デスクトップ プールの構成時は、[リモート設定] の [切断されたら自動的にログオフ] オプションを、[すぐに実行] ではなく、1 分か 2 分に変更します。
- View プールは、View のルート フォルダに作成するようにします。ルート以外のフォルダに View プールを作成すると、VMware Identity Manager はそれらの View ポッドや資格を照会することができません。
VMware Identity Manager との統合後にアプリケーション プールやデスクトップ プールを追加または削除した場合、その変更を VMware Identity Manager サービスに反映させるには、再び同期する必要があります。
- View 環境でポッド フェデレーションを作成するには、いずれか 1 つのポッドから Cloud Pod アーキテクチャ機能を初期化し、その他すべてのポッドをフェデレーションに参加させてから VMware Identity Manager サービスに統合します。ポッドがフェデレーションに参加する際、ポッドにグローバル資格が複製されます。
VMware Identity Manager サービスとの統合後、ポッド フェデレーションに対してポッドの追加や削除を実行する場合は、VMware Identity Manager 管理コンソールでポッド フェデレーションの情報を編集して、ポッドの追加または編集、変更の保存、および再同期を実行します。
- View 環境で、ポッド フェデレーションにグローバル資格を作成して、Active Directory のユーザーまたはグループにデスクトップおよびアプリケーションの資格を付与します。
- VMware Identity Manager と同期するグローバル資格には、範囲ポリシーが [すべてのサイト] に設定されている必要があります。その他の範囲ポリシーが設定された資格は同期されません。
- エンド ユーザーが Web ブラウザで、デスクトップやアプリケーションを起動できるようにするには、View のグローバル資格に [HTML Access] オプションを選択します。
- (オプション)必要に応じて、ポッドにローカル資格を作成します。
View の構成の詳細については、Horizon 6 または Horizon 7 のドキュメントを参照してください。