VMware Enterprise Systems Connector の AirWatch Cloud Connector (ACC) コンポーネントは、Workspace ONE でのユーザー パスワード認証の目的で VMware Identity Manager と統合されています。
ACC をインストールし、AirWatch で ACC コンポーネントを構成します。AirWatch Cloud Connector のインストールと構成については、『VMware Enterprise Systems Connector のインストールと構成』ガイドを参照してください。ACC をインストールして構成したら、AirWatch ディレクトリ サービスを Active Directory に統合します。ディレクトリ サービスを有効にする方法については、『VMware AirWatch ディレクトリ サービス ガイド』を参照してください。
Workspace ONE の AirWatch Cloud Connector 認証を実装するため、VMware Identity Manager 管理コンソールでは、パスワード (AirWatch Connector) 認証方法が組み込み ID プロバイダに関連付けられています。
ジャストインタイム サポートを AirWatch で有効にし、ユーザーが初めてログインしたときに、新しいユーザーを VMware Identity Manager ディレクトリに追加できます。ジャストインタイム サポートが有効になると、ユーザーは Workspace ONE にアクセスするために AirWatch サーバからの次のスケジュール設定された同期を待つ必要はありません。代わりに、新しいユーザーは、iOS や Android デバイス、またはデスクトップ コンピュータから Workspace ONE ポータルにログインし、Active Directory のユーザー名とパスワードを入力します。VMware Identity Manager サービスは、AirWatch Cloud Connector を介して Active Directory の認証情報を認証し、ユーザー プロファイルをディレクトリに追加します。
認証方法を組み込み ID プロバイダで関連付けたら、この認証方法に適用するアクセス ポリシーを作成します。
ユーザー名とパスワードの認証は、AirWatch Cloud Connector 環境に統合されます。VMware Identity Manager によりサポートされる他の認証方法を使用してユーザーを認証するには、VMware Identity Manager Connector を構成する必要があります。