Horizon Cloudと VMware Identity Manager を統合する前に、前提条件を満たしていることを確認します。
以下のものがセットアップされていることを確認します。
オンプレミスの VMware Identity Manager環境
VMware Identity Managerサービスからアクセス可能なHorizon Cloud テナント。これをセットアップするには、Horizon Cloud担当者と連携します。
重要:VMware Identity Manager環境と Horizon Cloud テナントには、VPN 接続が必要です。
別の外部コネクタを使用する場合、必ずバージョン 2016.1.1 以降を使用します。
Horizon Cloudテナントが次の要件を満たしていることを確認します。
テナント名は、単なるホスト名ではなく、完全修飾ドメイン名 (FQDN) である必要があります。たとえば、server-ta1 ではなく server-ta1.example.com である必要があります。
テナント アプライアンスには、認証局によって発行された有効な署名済み証明書が必要です。自己署名証明書はサポートされていません。証明書は、テナント アプライアンスの FQDN に一致する必要があります。
検索属性として UPN を設定した VMware Identity Managerディレクトリを作成していて、Horizon Cloud テナントから固定デスクトップ プールを同期する場合、サービス プロバイダはテナントの UPN を有効にし、テナント アプライアンスを再起動する必要があります。これを行わない場合、ユーザーは固定デスクトップを起動できません。
Horizon CloudテナントとVMware Identity Manager サービスで時刻が同期されていることを確認します。時刻が同期されていない場合、ユーザーが Horizon Cloudのデスクトップとアプリケーションを起動する際に無効な SAML のエラーが発生する可能性があります。
Horizon Cloudテナントの管理コンソールで、デスクトップ プールおよびアプリケーション プール(割り当て)を作成し、構成します。Horizon Cloudテナントでは、以下のタイプのプールを作成できます。
動的デスクトップ プール(フローティング デスクトップ割り当て)
固定デスクトップ プール(専用デスクトップ割り当て)
デスクトップを使用するセッションベース プール(セッション デスクトップ割り当て)
アプリケーションを使用するセッションベース プール(リモート アプリケーション割り当て)
プールのタイプに関する詳細については、Horizon Air のドキュメントを参照してください。
以下の制約が適用されます。
1 つの Horizon Cloudテナントからのみ VMware Identity Manager と同期できます。
Horizon Air テナントの管理コンソールで、ユーザーとグループに付与する、Horizon Cloudのデスクトップとアプリケーションの資格を設定します。
注:登録済みのグループに属するユーザーの資格のみが同期されます。どのグループにも属さないユーザーは、VMware Identity Managerで資格を確認できません。
VMware Identity Manager管理コンソールで、これらの資格が付与されたユーザーとグループが、ディレクトリ同期を使用して Active Directory から VMware Identity Manager に同期されていることを確認します。