Integration Broker に必要な IIS マネージャー設定を構成します。

このタスクについて

注:

この手順では、Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 のユーザー インターフェイスを参照します。必要に応じて、Windows Server 2008 R2 での相違点が記載されています。

前提条件

ID ユーザーの認証情報。ID ユーザーは、次の要件を満たす必要があります。

  • ドメイン ユーザー

  • Integration Broker サーバで PowerShell Remoting を有効にするための権限:

    1. 管理者権限で PowerShell を起動

    2. Enable-PSRemoting を実行

  • Citrix サーバでの次のロールのいずれか:

    • 少なくとも読み取り専用管理者(バージョン 7.x)または表示専用管理者(バージョン 6.x)

    • 次の PowerShell コマンドレットを実行できるアクセス権限を持つカスタム管理者のロール。これらのコマンドレットが、Citrix サーバ ファームからアプリケーション、サーバ、ファーム、およびアイコンの情報の取得に使用されます。

      XenApp 6.5 の場合:

      Get-XAApplication

      Get-XAServer

      Get-XAAccount

      Get-XAApplicationIcon

      Get-XAFarm

      XenApp または XenDesktop 7.x の場合:

      Get-BrokerApplication

      Get-BrokerIcon

      Get-BrokerDesktopGroup

      Get-BrokerAccessPolicyRule

      Get-BrokerAppEntitlementPolicyRule

      Get-BrokerIcon

      Get-BrokerEntitlementPolicyRule

手順

  1. スタート > Server Manager をクリックします。
  2. Server Manager で、ツール > Internet Information Services (IIS) マネージャー を選択します。
  3. IIS マネージャーで、Integration Broker のインストール中に選択したアプリケーション プールを構成します。
    ヒント:

    正しいアプリケーション プールを確認するには、左側のペインで アプリケーション プール をクリックし、アプリケーション プールを右クリックして アプリケーションの表示 を選択し、Integration Broker がリストされていることを確認します。

    1. 左側のペインで、アプリケーション プール をクリックします。
    2. Integration Broker に使用しているアプリケーション プールを選択します。
    3. 右側のペインで、詳細設定 をクリックします。
    4. [詳細設定] ダイアログ ボックスで、次の設定を構成します。

      オプション

      説明

      .NET CLR のバージョン

      値が v2.0 であることを確認します。

      注:

      Windows 2012 および Windows 2012 R2 ではデフォルトで、アプリケーション プールが別の .NET バージョンに対して構成されている場合があります。バージョン 2.0 に対する構成であることを確認します。

      32 ビット アプリケーションを有効にする

      値を True に設定します。

      ID

      1. ID をクリックします。

      2. ... アイコンをクリックします。

      3. 開いている [アプリケーション プール ID] ダイアログ ボックスで、カスタム アカウント をクリックして、設定 をクリックします。

      4. ID ユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。[前提条件] セクションの ID ユーザーの要件を参照してください。

      5. OK をクリックし、もう一度 OK をクリックします。



      [詳細設定] ダイアログ


    5. OK をクリックして、[詳細設定] ダイアログ ボックスを閉じます。