仮想アプリケーションのコレクション機能は VMware Identity Manager 3.1 の新機能です。仮想アプリケーションのコレクションでは、リソース構成はコネクタではなく VMware Identity Manager サービスに格納されます。リソース構成は、[カタログ] > [デスクトップとアプリケーションの管理] > [リソース タイプ] ページではなく、[カタログ] > [仮想アプリケーションのコレクション] ページから管理されます。

以前のリリースからアップグレードする場合は、既存のリソース構成を維持するための移行パスを使用できます。

インストールのシナリオに応じて、仮想アプリケーションのコレクションを直接開始することも、移行パスに従うこともできます。

  • 新しい 3.1 インストールでは、VMware Identity Manager サービスがバージョン 3.1 で、すべてのコネクタがバージョン 2017.12.1.0 です。このインストールでは、Horizon、Horizon Cloud、Citrix、または ThinApp リソース用の新しい仮想アプリケーションのコレクションを作成できます。[カタログ] > [仮想アプリケーションのコレクション] タブを選択し、情報を確認します。[開始する] をクリックして、仮想アプリケーションのコレクションを作成できる新しいページに移動します。仮想アプリケーションのコレクションには、リソースを同期するサーバ、使用するコネクタ、同期スケジュールなど、統合についての構成情報が含まれています。
  • 以前のリリースからのアップグレードで、サービスをバージョン 3.1 にアップグレードし、すべてのコネクタを 2017.12.1.0 にアップグレードする場合:
    • Horizon、Horizon Cloud、Citrix、または ThinApp リソースが古いインストールで構成されている場合、アップグレード後に移行パスを使用できます。移行ウィザードを使用して、既存の設定を仮想アプリケーションのコレクションに移行できます。移行ウィザードを使用するには、[カタログ] > [仮想アプリケーションのコレクション] ページで [開始する] をクリックします。

      移行するまでは、[カタログ] > [アプリケーション カタログ] ページの [デスクトップとアプリケーションの管理] メニューで、引き続き既存のリソース構成を管理できます。

      既存の構成を移行した後、新しい仮想アプリケーションのコレクション ページが有効になり、移行した構成を表示および編集したり、新しい構成を作成したりできます。[デスクトップとアプリケーションの管理] メニューは使用できません。

    • 以前のインストールでリソースが構成されなかった場合、[カタログ] > [仮想アプリケーションのコレクション] タブを選択し、[開始する] をクリックすることで、Horizon、Horizon Cloud Service、Citrix、または ThinApp リソースの新しい仮想アプリケーションのコレクションを作成できます。
  • 以前のリリースからアップグレードしていて、以前のコネクタ(外部または組み込み)が少なくとも 1 つある場合、新しい仮想アプリケーションのコレクションを作成することはできません。すべてのコネクタを 2017.12.1.0 にアップグレードし、次に [カタログ] > [仮想アプリケーションのコレクション] ページから利用できる移行ウィザードを使用して、既存の構成を仮想アプリケーションのコレクションに移行できます。

    移行するまでは、[カタログ] > [アプリケーション カタログ] タブの [デスクトップとアプリケーションの管理] メニューで、引き続き既存のリソース構成を管理できます。

    既存の構成を移行した後、新しい仮想アプリケーションのコレクション ページが有効になり、移行した構成を表示および編集したり、新しい構成を作成したりできます。[デスクトップとアプリケーションの管理] メニューは使用できません。

注: : このガイドでは、すべての統合について、新しい仮想アプリケーションのコレクションのユーザー インターフェイスを参照します。 [カタログ] > [アプリケーション カタログ] ページの [デスクトップとアプリケーションの管理] メニューから以前のユーザー インターフェイスを引き続き使用する場合は、ドキュメント『 VMware Identity Manager 3.0 でのリソースのセットアップ (PDF)』のバージョン 3.0 を参照してください。