VMware Identity Manager は、VMware Identity Manager インスタンスへのサービス プロバイダの複数のテナントの追加をサポートします。組織内の異なる事業部門で使用される可能性のある Office 365 などのアプリケーションのテナントが複数ある場合、すべてのテナントを VMware Identity Manager の単一のインスタンスに追加できます。これによって SSO を管理し、すべてのテナントに 1 つの場所からアクセスできます。
複数のテナントを追加するには、アプリケーションの複数のコピーを VMware Identity Manager カタログに追加し、それぞれの構成を変更します。アプリケーションの各コピーをサービス プロバイダの別のテナントにマッピングします。各テナントには、1 つ以上のドメインを関連付けることができます。また、アプリケーションの適切なコピーを使用する資格をユーザーに付与する必要があります。
ユーザーが Workspace ONE にログインし、資格を付与されたアプリケーションをクリックすると、正しいアプリケーションが起動します。ユーザーがサービス プロバイダに直接ログインすると、サービス プロバイダは認証のために VMware Identity Manager にリダイレクトされ、VMware Identity Manager はユーザーを認証し、ユーザーの資格に基づいて適切なアプリケーションを起動します。