Android Workspace ONE アプリケーションを介して、アプリケーションの次のタイプを有効にできます。

  • Web アプリケーション

  • VMware Identity Manager サービスで有効になっているリモート アプリケーション。たとえば、Horizon 仮想アプリケーション、Citrix XenApp、ThinApp です。

  • 管理対象および非管理対象の両方のネイティブ アプリケーション。ネイティブ アプリケーションは、Android プラットフォーム用に開発された Android アプリケーションです。これには 2 つのタイプがあります。

    • Google Play ストアから配布されるパブリック アプリケーション。

    • AirWatch からプライベートで配布されており、Google Play ストアから入手できない社内アプリケーション。

    Web アプリケーションはブラウザで開きます。ユーザーは、VMware Horizon Client、または Citrix Receiver のいずれかを介して仮想アプリケーションにアクセスできます。

Workspace ONE の登録

有効なサーバ URL および認証情報で Workspace ONE にログインすることで、ユーザーは Workspace ONE 統合カタログにアクセスできるようになります。統合カタログで、ユーザーに割り当てられているすべてのアプリケーションが表示されます。

ユーザーは、アプリケーションにアクセスするには Workspace ONE に登録する必要があります。Workspace ONE に登録された状態では、ユーザーは VMware Identity Manager、AirWatch 業務アプリケーション、および管理なしの SDK アプリケーションを介して有効になっている Web アプリケーションおよび仮想アプリケーションを使用できます。

注:

SDK アプリケーションは AirWatch SDK を使用してコンテナ化および管理され、デバイスが管理される必要はありません。

ユーザーはアダプティブ管理を開始できます。これにより、デバイスで Android for Work が有効になり、プロファイル、ポリシー、およびデバイス用のアプリケーション配布の向上が可能になります。

Workspace ONE での Android for Work の管理

デバイスで Android for Work を有効にすると、オペレーティング システム レベルで仕事用データから個人用データを分離します。Android for Work は仕事用アプリケーションと個人用アプリケーションとの間の明確な分離を作成します。Android for Work は、個別の Android 仕事用バッジを使用して仕事用アプリケーションを作成します。

図 1. Android for Work のコンテンツ

管理者は、アプリケーションにアクセスできるようにする前に、デバイスが管理対象になることを要求するカタログ内のアプリケーションを決定します。管理を要求するカタログ内のアプリケーションには、[ダウンロード] ボタンの横に個別の星印が表示されます。

ユーザーがこれらのアプリケーションのいずれかをダウンロードしようとすると、そのアプリケーションはデバイスが管理対象であることを求めているとのメッセージが表示されます。デバイス管理の機能と利点を説明する画面が表示されます。

図 2. ワークスペース サービスの概要ページ

ユーザーが Android for Work の管理を有効にすることに同意すると、管理を設定するための手順がユーザーに表示されます。デバイスが管理対象になると、デバイスに Android for Work コンテナが作成されます。