VMware Identity Manager Connector で KerberosIdpAdapter を構成して有効にします。クラスタを展開して高可用性環境を構築している場合、クラスタのすべてのコネクタでこのアダプタを構成して有効にします。
このタスクについて
クラスタ内のすべてのコネクタ上の認証アダプタを同一に設定する必要があります。すべてのコネクタで同じ認証方法を構成する必要があります。
Kerberos 認証アダプタの構成時に、VMware Identity Manager コネクタは自動的に Kerberos を初期化しようとします。VMware IDM コネクタ サービスが Kerberos の初期化に適切な権限で実行されていない場合、エラー メッセージが表示されます。この場合、http://kb.vmware.com/kb/2149753に記載される手順に従って、スクリプトを実行し、Kerberos を初期化します。
Kerberos 認証の構成の詳細については、『VMware Identity Manager の管理』ガイドを参照してください。
前提条件
VMware Identity Manager コネクタがインストールされている Windows マシンはドメインに参加する必要があります。
管理者グループの一部であるドメイン ユーザーとして VMware Identity Manager Connector コンポーネントを Windows マシンにインストールしておく必要があり、Windows ドメイン ユーザーとして VMware IDM コネクタ サービスを実行している必要があります。
手順
次のタスク
KerberosIdpAdapter が有効になっている各コネクタに信頼される SSL 証明書があることを確認します。証明書は内部の認証局から取得できます。Kerberos 認証は自己署名証明書では動作しません。
信頼される SSL 証明書は、Kerberos を単一のコネクタで有効にするのか、高可用性のために複数のコネクタで有効にするのかに関係なく必要です。
必要に応じて、Kerberos 認証の高可用性をセットアップします。ロード バランサを使用しない場合、Kerberos 認証は高可用性になりません。