updateoffline.hzn スクリプトを使用して、VMware Identity Manager 仮想アプライアンスのオフライン アップグレードを実行できます。VMware Identity Manager 製品ダウンロード ページから、スクリプトで使用するオフライン アップグレード パッケージをダウンロードします。

このタスクについて

スクリプトは、アップグレード パッケージが製品と一致することを確認します。たとえば、VMware Identity Manager サービス仮想アプライアンスをアップグレードするときに、サービスのアップグレード パッケージではなくコネクタのアップグレード パッケージを使用すると、スクリプトの結果はエラーになります。

手順

  1. updateoffline.hzn スクリプトを見つけます。

    バージョン 3.1 および 3.2 では、スクリプトは次のパスから利用可能です:

    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn

    注:

    スクリプトを 3.1 より前のバージョンで使用するには、https://kb.vmware.com のナレッジベースの記事 KB2147931 から updateoffline.hzn スクリプトをダウンロードすることができます。

  2. identity-manager-3.2.0.1-buildNumber-updaterepo.zip ファイルを my.vmware.comVMware Identity Manager 製品ダウンロード ページからダウンロードします。

    ファイルの保存に推奨される場所は、/var/tmp です。

  3. root ユーザーとして updateoffline.hzn スクリプトを実行します。

    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn [-r] -f upgradeFilePath

    -f upgradeFilePath

    upgradeFilePath を使用してアプライアンスをアップグレードします。upgradeFilePath は絶対パスである必要があります。

    必須

    -r

    アップグレード後に再起動します。

    オプション

    -h

    スクリプトの使用方法を表示します。

    オプション

    例:

    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn -f /var/tmp/identity-manager-3.2.0.1-8435207-updaterepo.zip

  4. スクリプトで -r オプションを使用しなかった場合は、アップグレードの完了後に仮想アプライアンスを再起動します。

    reboot