次のアップグレード パスおよびアップグレード シナリオがサポートされています。

サポートされているアップグレード パス

次のアップグレード パスがサポートされています。

  • バージョン 3.1 または 3.2 からバージョン 3.2.0.1

3.1 以前のバージョンからアップグレードするには、最初にバージョン 3.1 または 3.2 にアップグレードし、次に 3.1 または 3.2 から 3.2.0.1 にアップグレードする必要があります。オンライン アップグレードを実行するときには、アップグレードが許可されている最新バージョンが表示されます。許可されているバージョンにアップグレードし、次に 3.2.0.1 にアップグレードします。

AirWatch との互換性

AirWatch 9.2.x 以降にアップグレードする場合は、VMware Identity Manager もバージョン 3.x にアップグレードする必要があります。AirWatch 9.2.x 以降は VMware Identity Manager の以前のバージョンと互換性がありません。

VMware Identity Manager 3.x を以前のバージョンの AirWatch で使用できます。製品の最新バージョンを使用することをお勧めします。

Elasticsearch の移行

検索と解析エンジンである Elasticsearch は、VMware Identity Manager に組み込まれ、監査、レポート、および検索に使用されます。以前のバージョンには Elasticsearch 1.75 が含まれていましたが、VMware Identity Manager 3.2.x には Elasticsearch 2.3.5 が含まれています。VMware Identity Manager 3.2.x へのアップグレード中に、Elasticsearch レコードが移行されます。

バージョン 3.2.x にアップグレードする前に、以下を参照してください。

インターネット接続

VMware Identity Managerは、オンラインまたはオフラインでアップグレードできます。

デフォルトでは、VMware Identity Managerアプライアンスは VMware Web サイトを使用してアップグレード手順を実行します。そのため、アプライアンスにはインターネット接続が必要です。また、アプライアンスでプロキシ サーバ設定を行う必要があります(該当する場合)。

仮想アプライアンスにインターネット接続を設定していない場合は、オフラインでアップグレードを実行できます。オフライン アップグレードの場合は、My VMware からアップグレード パッケージをダウンロードします。updateoffline.hzn スクリプトを使用してアップグレードを実行するか、ローカルの Web サーバを設定してアップグレード ファイルをホストすることができます。

アップグレード シナリオ

  • 単一の VMware Identity Managerアプライアンスを展開している場合、VMware Identity Manager のオンライン アップグレードまたはVMware Identity Manager のオフライン アップグレードの説明に従ってオンラインまたはオフラインでアップグレードします。

    注:

    アップグレード中はすべてのサービスが停止するので、ダウンタイムが発生することが予想されます。ダウンタイムに応じて適切にアップグレードのタイミングを計画してください。

  • フェイルオーバーまたは高可用性の目的でクラスタに複数の VMware Identity Manager仮想アプライアンスを展開している場合は、クラスタのアップグレードを参照してください。

  • マルチデータセンターを導入している環境で、ダウンタイムを発生させずに VMware Identity Managerをアップグレードするには、『VMware Identity Manager のインストールと構成』の「ダウンタイムを発生させずに VMware Identity Manager をアップグレードする」を参照してください。