新しいバージョンの VMware Identity Manager Desktop がリリースされたら、お使いの展開環境の各 VMware Identity Manager 仮想アプライアンスに、VMware ダウンロード ページから zip ファイルをコピーしてインストールします。各仮想アプライアンスで check-client-updates.pl コマンドを実行し、インストーラ ファイルを展開して Tomcat サービスを再起動します。
前提条件
ユーザーが VMware Identity Manager Desktop アプリケーションをインストールして自動的に更新するには、コンピュータの管理者権限が必要です。ユーザーが管理者権限を持っていない場合は、ソフトウェア配布ツールを使用して、アプリケーションを更新し、ユーザーに配布できます。
VMware Identity Manager 仮想アプライアンスの再起動によってユーザー アクセスが中断される可能性があるため、これらのインストーラ ファイルを仮想アプライアンスに追加する操作をメンテナンス期間中に実行するようにスケジュールします。
手順
- VMware Identity Manager 仮想アプライアンスにアクセスできるコンピュータに、[My VMware] の [ダウンロード] ページから VMware Identity Manager Desktop の zip ファイルをダウンロードします。
- 仮想アプライアンスの一時的な場所に zip ファイルをコピーします。例:
- 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
- 新しい zip ファイルを解凍し、それをダウンロード ディレクトリにインストールします。
/usr/local/horizon/scripts/check-client-updates.pl --install --clientfile /tmp/file.n.n.n-nnnnn.zip
このスクリプトはファイルを自動的に解凍して、Windows コンピュータ用の VMware Identity Manager Desktop インストーラ ファイルを /opt/vmware/horizon/workspace/webapps/ROOT/client ディレクトリにコピーします。これにより /opt/vmware/horizon/workspace/webapps/ROOT/client/cds ディレクトリが自動的に更新され、またダウンロード リンクの URL パラメータ値が更新されます。
- 仮想アプライアンス上の Tomcat サービスを再起動します。
- お使いの環境にある VMware Identity Manager 仮想アプライアンスごとにこれらの手順を繰り返します。
ユーザーは、自分自身の VMware Identity Manager アカウントまたはダウンロード リンク (https://IdentityManagerFQDN/download) から Identity Manager Desktop アプリケーションをダウンロードできます。ユーザーが新しいバージョンをダウンロードすると、Identity Manager Desktop アプリケーションは自動的に更新されます。