VMware Identity Manager 3.3 にアップグレードした後で、特定の設定が必要になる場合があります。
Log4j 構成ファイル
VMware Identity Manager インスタンスの log4j 構成ファイルを編集した場合、新しいバージョンのファイルはアップグレード中に自動的にインストールされません。ただし、アップグレード後、それらのファイルによって制御されるログは動作しません。
この問題を解決するには:
- 仮想アプライアンスにログインします。
- .rpmnew サフィックスを持つ log4j ファイルを検索します。
find / -name "**log4j.properties.rpmnew"
- 見つかったファイルごとに、新しいファイルを .rpmnew サフィックスのない対応する古い log4j ファイルにコピーします。
セカンダリ データ センター アプライアンスのキャッシュ サービス設定
セカンダリ データ センターを設定すると、セカンダリ データ センターの VMware Identity Manager インスタンスには、/usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties ファイルの "read.only.service = true" エントリによって読み取り専用アクセスが設定されます。このようなアプライアンスをアップグレードすると、サービスは起動に失敗します。
この問題を解決するには:
- 仮想アプライアンスにログインします。
- /usr/local/horizon/conf/runtime-config.properties ファイルに次の行を追加します。
cache.service.type = ehcache
- サービスを再起動します。
service horizon-workspace restart
Citrix 統合
VMware Identity Manager 3.3 での Citrix 統合では、すべての外部コネクタがバージョン 2018.8.1.0(3.3 リリースのコネクタ バージョン)以降である必要があります。
また、Integration Broker 3.3 も使用する必要があります。Integration Broker はアップグレードできません。古いバージョンをアンインストールしてから、新しいバージョンをインストールしてください。
過去のリリースでの変更
過去のリリースの変更については、「VMware Identity Manager 3.2.0.1 (Linux) へのアップグレード」を参照してください。