VMware ThinApp® アプリケーションとしてパッケージされているアプリケーションが管理者から提供された場合、その ThinApp アプリケーションにアクセスして使用するには、VMware Identity Manager Desktop™ アプリケーションが必要になります。Identity Manager Desktop は、ユーザーの使用資格を確認してから、ThinApp パッケージと Windows システムを同期する Windows アプリケーションです。

Identity Manager Desktop をインストールして、初めてサービスに接続するときにユーザーの使用資格がチェックされ、アクセス可能な ThinApp アプリケーションがダウンロードされます。管理者は、Identity Manager Desktop をインストールするためのダウンロード方法を決定します。ダウンロード方法としては、ネットワーク経由のファイル コピーや HTTP ダウンロードがあります。 場合によっては、ネットワーク共有から ThinApp アプリケーションをストリームするオプションを管理者がセットアップしていることもあります。ThinApp アプリケーションがインストールされると、アプリケーションに応じて、[スタート] > [すべてのプログラム] メニューや、デスクトップに表示されます。

追加または更新されたすべてのアプリケーションがシステムと同期されるように、Identity Manager Desktop を常に実行してサービスとの接続が継続されるようにします。同期は、一定間隔で実行されます。デフォルトの同期間隔は 5 分ですが、管理者が変更している場合があります。

タスクバーの Identity Manager Desktop アイコンをクリックすると表示される [Identity Manager Desktop] メニューには、スケジュール設定されている次回の同期時刻が表示されます。 サービスから切断すると、次回アプリ ポータルに接続してログインしたときにアプリケーションの同期が行われます。

ThinApp アプリケーションを起動すると、Identity Manager Desktop により、サービスを利用して、アプリケーションの使用資格が付与されているかどうかがチェックされます。Identity Manager Desktop がサービスに接続されていないと、アプリケーションを起動できないことがあります。