ローカル ディレクトリを ID プロバイダと関連付け、そのディレクトリのユーザーを認証できるようにします。タイプが組み込みの ID プロバイダを作成し、そこでパスワード(ローカル ディレクトリ)による認証方法を有効にします。

注:

組み込み ID プロバイダを使用しないでください。組み込み ID プロバイダでパスワード(ローカル ディレクトリ)による認証方法を有効にすることはお勧めしません。

前提条件

パスワード (ローカル ディレクトリ) の認証方法を、[ID とアクセス管理] > [認証方法] ページで構成する必要があります。

手順

  1. [ID とアクセス管理] タブで、[ID プロバイダ] タブをクリックします。
  2. [ID プロバイダを追加] をクリックして、[組み込み IDP を作成] を選択します。
  3. 以下の情報を入力します。

    オプション

    説明

    ID プロバイダ名

    ID プロバイダの名前を入力します。

    ユーザー

    作成したローカル ディレクトリを選択します。

    ネットワーク

    この ID プロバイダにアクセス可能なネットワークを選択します。

    認証方法

    パスワード(ローカル ディレクトリ)を選択します。

    KDC 証明書のエクスポート

    Workspace ONE UEM により管理される iOS デバイスに対しモバイル SSO を構成していない限り、証明書をダウンロードする必要はありません。





  4. [追加] をクリックします。

タスクの結果

ID プロバイダが作成され、ローカル ディレクトリと関連付けられます。後で ID プロバイダでその他の認証方法を構成できます。認証の詳細については、『VMware Identity Manager の管理』の「VMware Identity Manager でのユーザー認証の構成」を参照してください。

同一の ID プロバイダを複数のローカル ディレクトリに使用できます。

次のタスク

ローカル ユーザーとローカル グループを作成します。Identity Manager コンソールの [ユーザーとグループ] タブで、ローカル ユーザーとローカル グループを作成します。詳細については、『VMware Identity Manager 管理ガイド』の「ユーザーおよびグループの管理」を参照してください。