VMware Identity Manager Connector で KerberosIdpAdapter を構成して有効にします。クラスタを展開して高可用性環境を構築している場合、クラスタのすべてのコネクタでこのアダプタを構成して有効にします。
クラスタ内のすべてのコネクタ上の認証アダプタを同一に設定する必要があります。すべてのコネクタで同じ認証方法を構成する必要があります。
Kerberos 認証の構成の詳細については、『VMware Identity Manager の管理』ガイドを参照してください。
前提条件
コネクタは、Active Directory ドメインに参加する必要があります。
コネクタのホスト名は、コネクタの参加先の Active Directory ドメインと一致する必要があります。たとえば、Active Directory ドメインが sales.example.com の場合、コネクタのホスト名は connectorhost.sales.example.com になります。
Active Directory ドメインの構造に一致するホスト名を割り当てることができない場合は、コネクタと Active Directory を手動で構成する必要があります。詳細については、ナレッジベースの記事を参照してください。
手順
次のタスク
KerberosIdpAdapter が有効になっている各コネクタに信頼される SSL 証明書があることを確認します。証明書は内部の認証局から取得できます。Kerberos 認証は自己署名証明書では動作しません。
信頼される SSL 証明書は、Kerberos を単一のコネクタで有効にするのか、高可用性のために複数のコネクタで有効にするのかに関係なく必要です。
必要に応じて、Kerberos 認証の高可用性をセットアップします。ロード バランサを使用しない場合、Kerberos 認証は高可用性になりません。