LDAP ディレクトリの統合機能には現在次の制限が適用されます。
単一ドメインの LDAP ディレクトリのみを統合することができます。
LDAP ディレクトリから複数のドメインを統合するには、ドメインごとに追加の VMware Identity Managerディレクトリを 1 つずつ作成する必要があります。
VMware Identity Manager では、ページングされた検索クエリに対応する OpenLDAP 実装のみがサポートされています。ディレクトリ サーバへのすべての VMware Identity Manager クエリがページングされます。ディレクトリ サービスでページングされたクエリがサポートされていない場合、VMware Identity Manager はユーザーを同期できません。
VMware Identity Managerディレクトリのタイプが LDAP ディレクトリの場合、次の認証方法はサポートされません。
Kerberos 認証
RSA Adaptive Authentication
サードパーティ ID プロバイダとしての ADFS
SecurID
Vasco および SMS パスコード サーバによる Radius 認証
LDAP ドメインに参加することはできません。
VMware Identity Managerディレクトリのタイプが LDAP ディレクトリの場合、Horizon または Citrix 公開リソースとの統合はサポートされません。
ユーザー名にスペースを含めることはできません。ユーザー名にスペースが含まれていると、ユーザーは同期されますが、資格を利用できません。
Active Directory と LDAP ディレクトリの両方を追加する計画の場合は、必須のマークを付けることができる userName を除いて、[ユーザー属性] ページで属性には必須のマークが付いていないことを確認してください。[ユーザー属性] ページの設定はサービスのすべてのディレクトリに適用されます。属性に必須のマークが付いている場合は、その属性を持たないユーザーは VMware Identity Managerサービスに同期されません。
LDAP ディレクトリに同じ名前のグループが複数ある場合は、VMware Identity Managerサービスでグループに一意の名前を指定する必要があります。同期するグループを選択するときに名前を指定することができます。
ユーザーが有効期限の切れたパスワードをリセットするオプションは利用できません。