Web アプリケーションをカタログに追加するには、クラウド アプリケーション カタログから選択するか、新しい Web アプリケーションを作成します。
クラウド アプリケーション カタログには、一般に使用されるエンタープライズ Web アプリケーションが含まれています。これらのアプリケーションは部分的に構成されていて、アプリケーション レコードを完成させるには追加情報を提供する必要があります。また、Web アプリケーションのアカウント担当者と連携して、その他の必要なセットアップが必要な場合があります。
クラウド アプリケーション カタログの多くのアプリケーションは、SAML 2.0 または SAML 1.1 を使用して認証および承認データを交換し、Workspace ONE から Web アプリケーションへのシングル サインオンを有効にします。
新しいアプリケーションを作成するときには、アプリケーションのすべての構成情報を入力する必要があります。構成は、追加するアプリケーションの種類によって異なります。フェデレーション プロトコルを使用しないアプリケーションの場合は、ターゲット URL のみが必要です。
VMware Identity Manager のアプリケーション ソースとして構成したサードパーティの ID プロバイダのアプリケーションは、新しいアプリケーションとして追加されます。
アプリケーションを追加するときには、アプリケーションへのユーザー アクセスを制御するアクセス ポリシーも選択します。デフォルトのアクセス ポリシーを使用できますが、 ページから新しいアクセス ポリシーを作成することもできます。アクセス ポリシーの詳細については、『VMware Identity Manager の管理』を参照してください。
前提条件
アプリケーションの構成情報を取得します。
デフォルトのアクセス ポリシーを使用しない場合は、アクセス ポリシーを作成します。アクセス ポリシーは、 ページで表示できます。
アプリケーションをカテゴリにグループ化する場合は、カテゴリを作成します。事前定義された推奨カテゴリを使用できます。 ページからカテゴリを作成するには、[カテゴリ]をクリックして、テキスト ボックスにカテゴリ名を入力します。
必要に応じて、ユーザー グループを作成します。グループは、 タブから作成することができます。
手順
- VMware Identity Manager コンソールで、 タブを選択します。
- [新規] をクリックします。
[新規 SaaS アプリケーション] ウィザードが表示されます。
- クラウド アプリケーション カタログからアプリケーションを選択するか、新規作成します。
クラウド アプリケーション カタログからアプリケーションを選択するには、検索ボックスに名前を入力するか、[またはカタログから参照] をクリックして、アプリケーションのリストから選択します。
[定義] および [構成] ページのフィールドは部分的に入力されています。
新しいアプリケーションを作成するには、[名前] フィールドに名前を入力します。
- [定義] ページに必要な情報を入力します。
オプション |
説明 |
名前 |
アプリケーションの一意の名前を入力します。 |
説明 |
(オプション)アプリケーションの説明を入力します。 |
アイコン |
(オプション)アプリケーションのアイコンをアップロードします。PNG、JPG、および ICON ファイル形式で最大 4 MB のアイコンがサポートされます。 アイコンは 180 x 180 ピクセル以上である必要があります。アイコンが小さすぎると、表示されません。その場合は、Workspace ONE のアイコンが表示されます。 |
カテゴリ |
(オプション)アプリケーションをカテゴリに追加するには、ドロップダウン メニューから選択します。カテゴリは事前に作成しておく必要があります。 事前定義された [推奨] カテゴリを使用できます。これは、アプリケーションを Workspace ONE の [推奨] ページに表示する場合に選択します。アプリケーションをユーザーの [ブックマーク] ページに表示するには、[推奨] カテゴリを選択し、 ページで [ブックマーク タブに推奨されるアプリケーションを表示] タブを選択します。 |
- [次へ] をクリックします。
- [構成] ページで、アプリケーション構成の詳細を入力します。
クラウド アプリケーション カタログから追加されたアプリケーションの場合、いくつかのフィールドは各 Web アプリケーションに固有の情報が自動入力されます。あらかじめ含まれている項目の一部は編集可能ですが、それ以外は編集できません。必要な情報は、アプリケーションによって異なります。
新規アプリケーションとして追加されたアプリケーションの場合、フィールドは選択した認証タイプに応じて異なります。
特定のフィールドの詳細については、フィールドの横にある情報アイコンをクリックします。
オプション |
説明 |
シングル サインオン |
[認証タイプ] クラウド アプリケーション カタログから追加されたアプリケーションの場合、認証タイプがあらかじめ選択されています。新しいアプリケーションの場合は、認証タイプを選択します(該当する場合)。アプリケーションがフェデレーション プロトコルを使用しない場合は、Web アプリケーション リンクを選択します。 次のオプションを使用できます。
SAML 2.0 Web アプリケーションが、認証および承認情報の安全な交換のための XML ベースの標準である SAML 2.0 をサポートする場合、このオプションを選択すると、Workspace ONE からアプリケーションへのシングル サインオンが有効になります。
SAML 1.1 Web アプリケーションが SAML 1.1 をサポートする場合は、このオプションを選択して Workspace ONE からアプリケーションへのシングル サインオンを有効にします。
WSFed 1.2 Web アプリケーションが WS-Federation 1.2 認証をサポートする場合は、このオプションを選択して Workspace ONE からアプリケーションへのシングル サインオンを有効にします。
OpenID Connect アプリケーションが OAuth 2.0 プロトコルに基づく認証プロトコルである OpenID Connect をサポートする場合、このオプションを選択すると、Workspace ONE からアプリケーションへのシングル サインオンが有効になります。
VMware Identity Manager でアプリ ソースとして構成されているサードパーティの ID プロバイダ(Okta など)。 アプリ ソースからアプリケーションを追加するには、このオプションを選択します。アプリ ソースは、[Web アプリケーションの構成] ページですでに構成されている場合にのみリストに表示されます。アプリ ソースを選択する場合、入力するのはアプリケーションのターゲット URL のみです。それ以外の構成はすでにアプリ ソースで完了しています。
Web アプリケーション リンク アプリケーションがフェデレーション プロトコルを使用しない場合は、このオプションを選択します。入力が必要なのはアプリケーションのターゲット URL のみです。
[構成] 表示されるフィールドは、選択した認証タイプによって異なります。各フィールドの説明については、情報アイコンをクリックします。 アプリ ソースまたは Web アプリケーション リンクを選択した場合、入力が必要なのはアプリケーションのターゲット URL のみです。 |
アプリケーション パラメータ |
クラウド アプリケーション カタログから追加されたアプリケーションの場合、パラメータが一覧表示される場合があります。パラメータが一覧表示され、デフォルト値がない場合は、アプリケーションを起動できるように値を入力します。デフォルト値が指定されている場合は、その値を編集できます。 新しいアプリケーションの場合は、必須のパラメータを追加します。
注:
認証タイプとして OpenID Connect、アプリ ソース、または Web アプリケーション リンクが選択されている場合、このセクションは表示されません。
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詳細プロパティ |
詳細プロパティには、SAML アサーションおよび応答に署名して暗号化するためのオプションや、認証が失敗した場合にサービス プロバイダに SAML 応答を送信するための認証エラーの通知を有効にするオプションが含まれます。構成できるプロパティは、選択した認証タイプによって異なります。各フィールドの説明については、情報アイコンをクリックします。
注:
認証タイプとして OpenID Connect、アプリ ソース、または Web アプリケーション リンクが選択されている場合、このセクションは表示されません。
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VMware Browser で開く |
Workspace ONE アプリケーションが、ネイティブの Web ブラウザに対する安全な代替手段である VMware Browser でアプリケーションを開くようにするには、このオプションを選択します。 |
- [次へ] をクリックします。
- [アクセス ポリシー] ページで、アプリケーションへのユーザー アクセスを管理するアクセス ポリシーを選択します。
デフォルトで default_access_policy_set が選択されています。
- [サマリ] ページで選択内容を確認し、[保存] をクリックするか、[保存して割り当て] をクリックしてアプリケーションをユーザーおよびグループに割り当てます。
この時点ではユーザーおよびグループにアプリケーションを割り当てない場合は、後で ページでアプリケーションを選択し、[割り当て] をクリックして割り当てることができます。
- [保存して割り当て] をクリックした場合は、アプリケーションをユーザーおよびグループに割り当てます。
- ユーザーおよびグループを追加するには、検索ボックスに名前を入力して、検索結果から選択します。
- 各ユーザーおよびグループの展開の種類を選択します。
[ユーザーによるアクティベーション] または [自動] のどちらを選択したかに関係なく、アプリケーションは Workspace ONE の [カタログ] ページに表示されます。ユーザーは、[カタログ] ページからアプリケーションを実行したり、アプリケーションをブックマークして [ブックマーク] ページから実行したりすることができます。アプリケーションの承認フローを設定する場合は、[ユーザーによるアクティベーション] を選択します。
- [保存] をクリックします。
タスクの結果
アプリケーションがカタログに追加され、 タブのアプリケーションのリストに表示されます。