VMware Identity Manager Desktop アプリケーションを複数の Windows システムに展開し、同じ構成設定をこれらすべてのシステムに適用するために、コマンド ラインのインストール オプションを使用して VMware Identity Manager Desktop アプリケーションをインストールするスクリプトを実装できます。
VMware Identity Manager Desktop をサイレント インストールする際、画面にエラー メッセージは表示されません。サイレント インストール中にエラーがないかチェックするには、%TEMP% フォルダを監視し、新しい vminst.XXXXXX.log ファイルがないか確認します。サイレント インストールに失敗すると、エラー メッセージがこれらのファイルに表示されます。
一般に、この展開シナリオは Horizon デスクトップになっている Windows システムに使用されます。フローティングまたはステートレスとも呼ばれる非永続 Horizon デスクトップに使用する設定の説明については、#GUID-43458142-EC18-4EE7-AD9D-13B7CC6FEF44を参照してください。
前提条件
Windows システムで、インストールしている VMware Identity Manager Desktop アプリケーションのバージョンでサポートされる Windows オペレーティング システムが実行されていることを確認します。VMware Identity Manager ユーザー ガイドまたはリリース ノートを参照してください。
Windows システムにサポートされているブラウザがインストールされていることを確認します。
展開スクリプトを作成する前に、コマンドを実行して、使用可能なオプションについて理解を深める場合は、そのコマンドを実行できる Windows システムが存在することを確認します。オプションを一覧表示するコマンドは、Windows システムでのみ利用できます。VMware Identity Manager Desktop 用のコマンド ライン インストーラ オプションを参照してください。
手順
タスクの結果
サイレント インストールが成功すると、VMware Identity Manager Desktop アプリケーションが Windows システムに展開されます。これらの Windows システムにログインしたユーザーは、使用資格が付与されたこれらのシステムのアセットにアクセスできます。
使用資格が付与されたユーザーの ThinApp パッケージはストリームまたはダウンロードされ、ポーリング間隔の経過後にユーザーの Windows システムにキャッシュされます。これにより、VMware Identity Manager のユーザー ポータルにログインしたときに、ユーザーに ThinApp パッケージが表示されるようになります。次回のポーリング間隔でクライアントがアプリケーションと同期するまで、ThinApp パッケージは起動しません。
次のタスク
一般的なユーザー タスクをいくつか試すことにより、VMware Identity Manager Desktop が Windows システムに適切にインストールされていることを確認します。