インスタンスを作成するために使用される Glance イメージにゲスト カスタマイズ メタデータを適用することにより、Windows ゲスト カスタマイズのイメージを直接 VMware Integrated OpenStack ダッシュボードに構成することができます。
Windows ゲスト カスタマイズ機能はゲスト カスタマイズを有効にする cloudbase-init アプローチの代替方法を提供します。イメージが現在 cloudbase-init を使用している場合は、VMware Integrated OpenStack Windows ゲスト カスタマイズ機能を使用しないでください。
前提条件
- クラウド管理者としてVMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインしていることを確認します。
- 適切な Windows OS イメージが Glance Image Service で利用可能であることを確認します。
- カスタマイズする各ゲスト OS の Microsoft System Preparation ツール (sysprep) の正しいバージョンが vSphere にインストールされていることを確認します。vSphere 製品ドキュメントの Microsoft Sysprep ツールのインストール を参照してください。
- VMware Tools がソース イメージにインストールされていることを確認します。
- インポートの前に、イメージ ディスク タイプのプロパティがイメージ ディスク タイプを正確に反映していることを確認します。
これは、VMware Integrated OpenStack バージョン 2.0 よりも前の Glance にインポートされたイメージにのみ適用されます。バージョン 2.0.x 以降では、イメージ プロパティ(ディスク タイプなど)は Glance のインポート プロセス中に自動的にイントロスペクションされます。
手順
結果
以上で、イメージ メタデータは Windows ゲスト カスタマイズ用に構成され、このイメージから作成されるすべての仮想マシンに適用されるようになります。