リーフ/スパイン データセンター アーキテクチャでは、OpenStack コンピューティング クラスタから VLAN 上の仮想マシンにアクセスできません。 この技術的な制限を克服するには、VXLAN ネットワークと L2 VXLAN/VLAN ブリッジを作成します。
前提条件
VDS ポート グループが VXLAN ネットワーク構成で使用できることを確認します。
手順
- SSH を使用して VMware Integrated OpenStack Manager に管理者としてログインします。
- SSH を使用して、controller01 ノードにログインします。
- Neutron に論理的な L2 ゲートウェイを作成します。
- バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.0 以前の場合、
neutron-l2gw l2-gateway-create
コマンドを使用します。
neutron-l2gw l2-gateway-create <gateway-name> \ --device name=<device-name1>,interface_names="<interface-name1>[|<seg-id1>]"
- バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.1 以降の場合、
l2-gateway-create
コマンドを使用します。
l2-gateway-create <gateway-name> \ --device name=<device-name1>,interface_names="<interface-name1>[|<seg-id1>]"
オプション 説明 <gateway-name> 新しいゲートウェイの名前を指定します。 <device-name1> デバイス名を指定します。 これはダミーの名前です。NSX プラグインで専用 DLR が作成されます。 <interface-name1> インターフェイス名として分散ポート グループの MOB ID を指定します。 <seg-id1> 分散ポート グループのセグメント ID を指定します。 バックアップ エッジ プールから、NSX によって L2 bridging-{gateway-id} という専用 DLR が作成されます。
- バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.0 以前の場合、
- Neutron に論理的な L2 ゲートウェイ接続を作成します。
- バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.0 以前の場合、
neutron-l2gw l2-gateway-connection-create
コマンドを使用します。
neutron-l2gw l2-gateway-connection-create <gateway-name/uuid> <network-name/uuid> \ [--default-segmentation-id=<seg-id>]
- バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.1 以降の場合、
l2-gateway-connection-create
コマンドを使用します。
l2-gateway-connection-create <gateway-name/uuid> <network-name/uuid> \ [--default-segmentation-id=<seg-id>]
オプション 説明 <gateway-name/uuid> 既存のゲートウェイの名前を指定します。 <network-name/uuid> ネットワーク名を指定します。 これはダミーの名前です。NSX プラグインで専用 DLR が作成されます。 <default-segmentation-id=seg-id1> デフォルトの分散ポート グループのセグメント ID を指定します。 この操作を行うと、OpenStack ネットワークにプロバイダ VLAN ネットワークが接続されます。 - バージョンが VMware Integrated OpenStack 3.0 以前の場合、